オスマン帝国外伝〜愛と欲望のハレム〜ああイブラヒム⑲ハティジェvsヒュッレム⑧
お前は誤った道を急いでいる
いつか足がもつれるぞ
もつれるのはお前の足かも
お前が辞めれば私も手を引く
ーイブラヒムにやり込められ危なかったヒュッレム急に?!
和解の提案?
協定よ
こんな争いを続けても無駄なだけ
ウソは聞き飽きた
ーなるほどウソでしたか笑
よっぽどヒュッレム応えたかなとも思ったのですが
モヤモヤする幕引きで終わったムスタファ暗殺事件
スレイマンはイブラヒムが言っていた
ヒュッレムによる暗殺命令を信じるか
ギュルニザールの言葉を信じるか迷っています
いつか庭で見た 彫像に己の野望を語るイブラヒムが思い浮かんできたりとなかなか信じ切ることができないー
間蝶が証言すれば少なくとも嫌疑はかかる
ーとっくにウソの証言をして自殺しました ヒュッレムよりイブラヒムに嫌疑が泣
父上はヒュッレム妃の真の顔を見ません
ームスタスァの息子が天然痘に!!
つい先日まで私の命を狙う女がいました
どこから感染を?なぜ突然天然痘に?
もしくは陰謀か?
ームスタスァの命だけではなく赤子の命まで狙ったとしたらそれも天然痘を感染させたとしたら?
さらにヒュッレムはイブラヒムに策略を仕掛けます
ヒュッレムに贈られた豪華なコーランをイブラヒムにプレゼントするよう仕向けます
このプレゼントを持ってきた婦人の夫がイブラヒムと会うと聞いたからです
なぜ私に贈り物を?
どういう了見か?無礼であろう
賄賂とは!
ーあまりにも豪華なコーランなので賄賂と思い突き返したイブラヒム
イタリア遠征の準備を進めるイブラヒム
このまま行けばローマとスペインを征服できそうです
イブラヒム失墜の策をいろいろな方法で仕掛けるヒュッレム
実行するのはリュステムです
リュステムは人を雇って町にイブラヒムの噂を流します
大宰相はフランスに商業特権を与えるらしい
あなた方と同じ権利で売買を始めたら生活できるか!
イブラヒムは皇帝のお気に入りだ!誰よりも財産がある!
信仰心は?神を畏れないのか?
あの男は異教徒だ
だから異教徒に同等の権利を与えるんだ!
イブラヒムほめられます♪
ペルシャ遠征の多大な功績に棒給年額の引き上げで応えたい
200万から300万アクチェの増額に見合う働きである
ーせっかく機嫌のいいスレイマン ところが何を思ったかイブラヒムー
僭越ながらよろしいでしょうか?
尊きご先祖メフメト皇帝は当時の大宰相マフムトに400万アクチェの棒給を
ーもっと上げろと言ってるようです
笑顔で
お前は誰と比べている?というスレイマン
振り返るととても険しい顔です
ーどうしたの?イブラヒム??
ムスタスァ暗殺未遂後の出来事を尋ねるマトラークチュ
よくない流れだ ムスタスァ殿下をより慎重にお守りせねば
嘆いておられたが言葉が少なくお考えが読めぬ
ーイブラヒムへの疑いが心にあるスレイマンは言葉少なになっているのでしょう
夜間の特別礼拝に向かおうとしたところ
エスマヌルが病気との知らせが
マトラークチュだけ向かわせ自分は娘のところへ
子供が可愛くて仕方ないようです
大宰相殿がおらぬ
コーランを贈ったら拒絶して師を追い出したそうだ
あの男はコーランより偶像だ
異教徒らしい 教会に通ってる
ーイブラヒムへの不満が民衆たちの口から次々と
スレイマンに聞こえてます
リュステムにんまり 雇った男たちが煽動してるからです
ハティジェの頼みの綱のシャーが来ますが…
シャーはハティジェの屋敷には来ず宮殿の方へ
ヒュッレムと仲良くなりそうです
幼いころから気性の合わない二人
ヒュッレムに対抗するために仕方なくハティジェは呼びましたが…?
船の上で久しぶりに二人きりで語り合うイブラヒムとスレイマン
陛下 海に出るのは久々ですな
ブルサには海路で行ったはず←ムスタスァと秘密に会ったことをチクリ
なぜ夜間の特別礼拝に来なかった?
民が残念がっていた
今度は参加しろ 民に姿を見せるのだ
大宰相として義務を果たさねばならぬ
ースレイマンは民衆の不満を直接わからせようとしているようです
昔話になるとやはり友に戻る二人
我々もマニサにいた
私は若き皇子でお前は鷹匠頭
友であり兄弟 魂の同志だ
時々思い出します
慣習や規則に捉われず いつまでも2人で夢を語りましたな
自由な日々でした
突然スレイマンが尋ねます
死を考えたことは?どんな死を望む?
陛下の友として 魂の同志としての死を
それこそが我が魂の安らぎです
ー何を考えているの?スレイマン
陛下はイブラヒムと海に出られたそうよ
どういうこと?大宰相の計略だわ!陛下が襲われる!
ー毒による暗殺未遂からイブラヒムがスレイマンを狙ってると思い込んでるヒュッレム
大宰相の悪評は立ち始めた?
大宰相という大山すら崩すでしょう
急速に広まっております
一方マニサではムスタスァの子スレイマンが死んでしまいました
ヒュッレムに優しいシャー
思ってもないのに 兄弟や姉妹って素敵と言うヒュッレム
あなたも家族の一員よ 兄弟や姉妹が欲しいなら私たちがいる
感動したようなヒュッレム
スレイマンのいる前でした
下がると笑顔は消えるシャー
ハティジェには
あの蛇を太らせたのはお前たちよ!早く潰さないからこんなことに!!
ーやっぱりひと癖ありそうです
イブラヒム 特別礼拝の日に騒動を!
今度は礼拝に現れるイブラヒム
大宰相よモスクじゃなく教会に行け
コーランを突き返すとは!
異教徒なのか?
ーやはり野次が止まりません
もう一度言ってみろ!面と向かってな!!
リュステムの雇った男ではなくそれに乗った民が捕まえられます
牢にぶち込め!明日処刑する!!
嘘つきヒュッレム いつもながらー イブラヒムを悪人に仕立てます
イブラヒムのことを考えてるスレイマン
そこへヒュッレム
私の命の皇帝ーいつものことです笑
一人の女がムスタスァを殺そうとした
ーギョッとするヒュッレム
証言によればお前の命令だと
驚いた顔をするヒュッレム
誰が言ったの?ひどく卑劣な中傷だわ
大宰相でしょ あいつ以外にいないもの
ウソを信じたの?
あいつはあなたの命を狙った反逆者よ←これもウソです
信じたならお前は今いない
それじゃ大宰相による中傷をなぜ放置するの?
ー自分が真犯人なのにさらにイブラヒムを攻撃するヒュッレム
この争いはいつ終わる?
なぜ敵対するのだ!
私は悪くない 大宰相が罪を隠そうとしてるの あいつは皆と敵対してるわ!
ーホント嘘つきです 皆と敵対してるってほんの少しの真実を混ぜて自分の嘘はもみ消してイブラヒムを嘘つき呼ばわりする
スレイマン!なぜこちらの言い分だけを信じるの?!!
狙いは玉座よ!
その唯一の手先がムスタスァ
ーついでにムスタスァまで消そうとしてます
ムスタスァは信頼できるけど大宰相はダメ
密会やら書簡やら
明らかに(明らかではありません)反乱の準備だわ
あいつの心は野心でいっぱい
もはや制御できないわ 誰だろうとね
ー自分のこと言ってるとか思わないのかしら?笑っちゃいます
お前の心は?
何でいっぱいだ?
愛よ スレイマン
あなたへの愛
ーああああ こりゃ勝てないよ
ムスタスァの子スレイマンの母であるファトマ
ヒュッレム妃が息子を殺したのです
復讐してくださいますね!あの女に同じ苦しみを!!
どうか報復を!!
ースレイマン皇子のことは本当にヒュッレムなのでしょうか?
シャーに協力を求めるハティジェ
あの女は悪行三昧よ 姉上の知らないこともある
大変な強敵なの 一丸となって行動しなくては
ここまで放置して?
手は尽くしたわ 寵愛を失わせようとして
何人かの女人が来ては消えていった
今やあの女が後宮を支配 それどころか帝国まで操ろうとしている
お前たちの支配よりマシ
ーシャーは協力する気はないようです
ムスタスァと夫が狙われたのよ!あの女は見境がない!今すぐ止めなきゃ
姉上さえ味方してくれたら
お断り!お前たちの問題だわ
巻き込まないで!
帝国の未来がかかってるのよ!
お前たちの未来では?
ーじゃあなんで来たの?
イブラヒムに礼拝時の騒動を問いただすスレイマン
礼拝後 道を塞がれ罵声を浴びました
異教徒で反逆者だと
人格と職位まで侮辱されては黙っていられません
大宰相が辱められたのです
見せしめとして斬首に
ースレイマンはこうなることわかって礼拝に参加するよう言ったよね
お前の一存ではなく裁判によって決まる 法廷で裁け
孫を失ったマヒデブラン
また問題を起こしそうです
陛下は大宰相の決定を拒絶され法廷で裁くようお命じに
なんてすばらしい!!
陛下の信頼が薄れてる証拠!!←あれだけ毎晩?吹き込んでりゃねー
大宰相の天下も終わるわ!
陛下はなぜこんなご判断を?何か意味が?
ーまだわかってないイブラヒム泣
騒動が大きくなったから先手を打たれたのだろうー的外れなマトラークチュ
エブッスード師が裁く
私に不利な判決をくだすはずだ
これはワナだ!
敵は私の悪評を立てご寵愛を失わせる気だ!
ーやっと気づきましたか!
また余計なヒュッレム
聖なる断食月にあんな騒動が起こるなんて
心配ない 誰も夫を傷つけられない
でも陛下は大宰相殿の判断にご不満で法廷にお委ねになった
余計な口を挟むな わきまえるべきよ
もはや唯一の味方ギュルフェム
無礼極まりない
嫌味は聞き流してください
姉上はヒュッレムの味方
驚きました ずっと二人でおられて
巻き込むなと ここへ呼んだのが間違い
シャーはヒュッレムに
あなたのせいじゃない
あの子はいつもそう 神経質なの
大宰相殿の例の件で一層
何のこと?
ニギャールとの不貞です
皇女様ともあろう方が浮気で悩むとは
ヒュッレムはベラベラとしゃべります
子供?
シャーはいろいろ知りました
ニギャールは夫リュステムについて地方へ
いつか必ず娘に会える
忘れさせないでください
娘はお前を忘れない
何があろうと どんな思いをしたとしても愛してました
すべて愛のせい
心はそこに おそばにおります
あの人を裁判にかけるの?
そうではない イブラヒムを中傷した者を裁くのだ
裁判が必要?
あの人は長年 兄上と帝国に尽くしてきた偉大な高官よ
義弟であり私の子供たちの父親でもあるのに
裁判はイブラヒムのためだ 正義は必ず勝つ
いよいよ裁判が始まります
スレイマン見にきています
イブラヒムはフランス大使との接見があるため代理人はマトラークチュです
屋敷の庭が偶像ばかりなのは周知の事実
そなたが偶像と呼ぶ石像を拝むのを見たか?
なぜ己の目で見ていないことを信じる?
シャーはヒュッレムを通して知ったことをハティジェに
他人の口から知るなんて
ヒュッレムね?うかつだった 嫌がらせのためならなんでもやる
もうたぶらかされた?二枚舌で丸め込まれたのね
大宰相閣下が私人 公人としての罵詈に反発するのは当然の権利である
だが誰であれ法より己を優先させてはならぬ
さらには法官のごとき振る舞いも許されぬ
法官の判決が下らぬ限り誰も処罰できぬ
ーイブラヒムを擁護しつつも大宰相であろうと処罰ができないってことを言ってるよね
極めて重要な裁判だった
今後の指針として判決が何者の影響も受けず法と良心に基づくことを知らしめた
私こそ陛下の公正さに感銘を受けました
大宰相でさえ裁判にかけられることを万人が理解したでしょう
ーやっぱりこれはイブラヒムにとっては面白くないことですね
法官殿の判決は?
大宰相殿は潔白です
風評が打ち消されたのです
民衆の前で身の潔白が証明されました
カッ!!と吠えるヒュッレム笑
何をしようと大宰相はどこ吹く風
陛下の後ろ盾です
ーやっぱり陛下のご寵愛を奪わなければどうやっても勝てないってことを今さらながら確信するヒュッレム
自分に罵詈雑言を述べた犯人の処罰を見にくるイブラヒム
それを見つめるリュステム
いい気になるなよ 大宰相
ヒュッレム 新たな手を打ちます
大宰相は最大の信頼を得た さらに権力が盤石になった
大宰相殿は何をしても味方より敵を多く作るからまた元に戻りましょう
大宰相の最大の味方は陛下よ
陛下には本性を見せない
どこかに裏の顔を隠してるー自分のことですね笑
大宰相殿は慎重です 痕跡は残しませぬ
大宰相は天狗になるあまり自分の鼻先も見えぬ様子
大宰相殿 判決が下ったそうね
潔白が証明された
周到な計画が水の泡?
自分で転んでも私のせい?
汚い計略で勝てるとでも思ったか?
お前は周りから憎まれてる
自分の評判がわかったでしょ?
私のことより己の評判を気にしたらどうだ
ワクフでもごまかせぬ
私は人の評判など全く意に介せぬ
陛下のご寵愛がすべてだ
お前と同じでな!
お前はここを去る 己の足で出て行くかもしくは追放になるのかー殺すということは考えてないようですヒュッレム
私が宮殿を出るのは葬式の時に決まってる!とヒュッレム
私もだ!絶対にな!ー笑顔のイブラヒム ヒュッレムなんて相手にしてないようです
裁判後のイブラヒムとスレイマン いい感じです♪信頼しあってますね
私に失望を?
私ごときが
いかなる時も陛下のご聖断に従います
私が裁判を求めなければお前を不当に擁護したことになろう
事実無根の醜い中傷もより大げさになる
民に真実を見せたかった
ースレイマン そこまで考えてたのね!!
陛下のご信頼は何より重要です
ご信頼を失うくらいなら命を捨てます!
しかし!アヤスが何か見つけたようです
議事録を見ているアヤス宰相
イブラヒムの弱点を見つけたようです!
すぐさまヒュッレムのもとへー
陛下はご覧に?
ご存知ないそうです
アヤス殿 すばらしいわ!!
やはりあなたは頼りになる
大宰相いわくあの者はワシで私はハト
私は弱くて頼りないからズタズタにできると
私がハトだと言うならやることは1つ
伝書ハトになろう!!
そなたの適切な判決に感謝しているーてっきり不利な判決を下されると思っていました
判決は私人としてのあなた様とは関係ありませぬ
私は大宰相という職位を考慮したまでー私人のあなたは知りませんよってこと?
私を葬ることも可能だと?
陛下におもねるための判決か
目的は明らかだ 出世欲にとりつかれたか!
大宰相閣下 私が一心に求めるのは正義だけです
正義とは笑止
あんたが言う正義とは私だ!私がすべての要!!
陛下は私の味方だ
勅令で守ってくださってるのに 誰が私に危害を加えられようか?
ご自身をお忘れなく
己の手で自分自身を傷つける者もおりますでな
いよいよアヤスがイブラヒムの議事録をスレイマンに!!
大宰相から報告を受けた
ではその内容もご承知で?
なにか問題が?
お目通しをいただきたくー
フランス大使に向けた例の発言ですー
最も危険な猛獣獅子であろうと
力でなく知性で調教できる
猛獣使いはまずエサで手懐け それを習慣化させるのだ
その手には 時には恐怖を植え付け 時には自分を守るため 常に棒を携えている
部外者が獅子にエサを与えるのは不可能
それができるのは獅子が懐いている者だけだ
獅子とは君主である
そして猛獣使いは宰相たちだ
獅子はオスマン帝国の貴きあるじ
わたし自身も君主たる偉大な皇帝陛下を
先ほど言及した真実と正義の棒により しつけている
貴き帝国は私が支配している
すべては私が決定する
貴き陛下のご命令でさえ 私の承認がなければ適用されることはない
ー読み終わって呆然としているスレイマン
ちょうどイブラヒムが来ますが何も見えてないかのようです
心配するイブラヒム
心配するのは自分のことなのにー
またにしようイブラヒム
とりあえずいつものようなスレイマンに戻りましたがイブラヒムが去ってからのその顔はとても厳しいものでした
オスマン帝国外伝〜愛と欲望のハレム〜ああイブラヒム⑱ハティジェvsヒュッレム⑦
和解の誘いに一人出向くイブラヒム
皇子ムスタファと結託しているのは知っている←してません
彼を玉座につけたくて陛下に毒を?←やってません
それは重い告発だ
確実な証拠を出すか黙るしかない←イブラヒムはいつも黙ってしまっています
以下Hulu
罪を認めるのね?
お前は陛下に毒を盛れるか?
その質問は何よ?
疑ってはいない お前がやるわけがない
私もそうだ
同じ理由で 私もそんなことは不可能なのだ←二人ともスレイマンを愛しています
じゃあなぜ皇子と密会したの?
その件は陛下にご説明済みだ よって答える義務はない
なんと説明しても 陛下にはそれが本当だと信じるすべがない
今の私のように
それが用件か?
メフメトの地方赴任はお前の差し金ね
皇子なら誰でも希望する
魂胆はわかってる 息子だけでなく私も追い払う気ね←地方赴任に母親がついていくのは通例です
そのあとは何?地方で暗殺?
和解を求めているのかとー
その通り 取引したくて来たの
すぐ陛下の元へ行き国璽を返しなさい
すべての職務を辞すると願い出るの
そのあと帝都を離れ 永遠に戻ってこないこと
その取引の対価は?
お前の命 命だけは助けてあげる
これが提案よ 決断は?
ーヒュッレムは何を言ってるのでしょう?逆もありうるのに
なぜ命は助けてあげるなどと?一方的に?
ワシとハトは取引などしない
なぜならハトは弱くて頼りないからだ
一方ワシは望むときにハトをズタズタにできる
言いたいことは終わり?
終わりねーと立ち去っていくヒュッレム
軍人イブラヒム!!敵をバッタバッタと倒します!!さすが!!カッコいい!!
バカな女だ!とでも言うように笑って見送るイブラヒム
しかし!!そこへ刺客たちが!!
武器も持たずお供も外に置いて来たイブラヒム
危うし!!
が!さすが軍人イブラヒム
強い 強い!!敵をバタバタと倒していきます
もしかして怖いの?
違うと言えば嘘になります
イブラヒム殿を甘くみない方が…
長年 大宰相と総司令官を務めた方です
陛下の毒殺を試みたとは思えません
なぜ?
あの夜 お妃様と同じくらいお嘆きでした←そう!そうなのよ!!見てる人はわかる!!
騙されるな 裏切り者は本当の顔を見せない←自分もね!!
ほとんどの敵をやっつけたイブラヒム
しかしさすがに疲れが…そこへ!!
背中から斬り付けられるイブラヒム泣
敵はすべて倒したものの自分も膝をついてしまいますー
アリバイ工作か?
ヒュッレムはハティジェのところへ
スンビュルはニギャールのところへ
会えばいつも言い合い
私のワクフも始めるの♪
それで罪を消せるとでも?
私への怒りが大きくて本当の罪人が見えていない
彼の歩む道は暗いわよ
何を言いたいの?
かけられた嫌疑は重い
兄上の毒殺未遂なら彼は関わっていない
皇帝の絶対的代理人を14年も務める大宰相にとんでもない中傷だわ!!
ーここでフィルーゼが犯人って言えばいいのに
事実だったら?嫌疑を知りながらよく枕を共にできるわね!
ーだから!イブラヒムじゃないって!!
スンビュルはリュステムにどうなったかを尋ねます
まだないがー生還できまい
それを聞いてるニギャール
大丈夫?イブラヒム
マトラークチュが助けに来ました!
なんてこった!大変だ!!大宰相!!
イブラヒムは生きていました♪
平気だ なんでもない 私なら大丈夫だ
ハティジェ皇女様が急に出ていって心配だとーエライ!ハティジェ
来て正解だったな 誰の仕業だ?もしや…
私を呼び出した者だ
ヒュッレムはイブラヒムを殺したと思い上機嫌です
早く報告して!!
大宰相殿は亡くなられたそうですーついにやったわ!!という顔
スレイマンお呼びだとかー上機嫌なヒュッレム
何をしてたか聞かれ ハティジェのところに行っていたと答えるヒュッレム
イブラヒムは?
いなかったわーこの顔!!
しかし!!廊下の向こうから!!
近づいてくるよ!!
私はイブラヒムの関与を信じておらぬ
信じたくないのね
やっと争うのはやめよ
お前が特別なようにイブラヒムも特別なのだ←そうそう!そうなのよ!!
卑劣で根拠のない言いがかりはよせ
疑うことすら許さぬ
ーとスレイマンに怒られているヒュッレムの後ろを…
怒りに燃えたイブラヒム!静かに怒ってます!!
生きていたイブラヒム!!
スレイマンはその姿にびっくりしてたけどヒュッレムはその存在にびっくり!!
何事だ
陰湿なワナを仕掛けられ側近は死にました
犯人は?誰の仕業だ?
わが大宰相になんたる侮辱!!
驚いて口も聞けないヒュッレム
スレイマンに下がれと言われてやっと口を開きます
お大事に なんで恐ろしい
ご心配なく ご覧の通り無事ですので
ペルチェムは誤報を
この目で見た 大宰相は中よ
陛下に告発するはず
それはないわーなんででしょうか?
でも用心しなきゃ
自分の重傷と引き換えにスレイマンの寵愛を取り戻すイブラヒム
さあ真実を話すのだ
誰がお前に賊を仕掛けた
まず陛下のお命が狙われー次に私です
首謀者は同じかと
疑わしい者でも?
いいえ
ーなんでーーーなんでヒュッレムって言わないのよ!!
証拠がないからね
今まで何度も証拠がないってことで失敗した
ワナにかかったがかすり傷だ
ヒュッレムね!そうでしょう
だから私にあんなことを
あなたの歩む道は暗いと
あの女は暗い道どころか沼にハマってる
だが災い転じて福となすだ
嫌疑は晴れた
そうは言われてもハティジェは許せません
言い逃れするつもりでしょ 何も証拠がないと
イブラヒムに手を出すな さもないと私が許さない
彼を殺そうとしたわね
何の話だか
なぜ私だと?大宰相殿には敵が多い
敵を作る天才ですもの
お前が言う?
ーみんな思いました!
警告したはず 彼の歩む道は暗いと
大宰相は傲慢すぎて 自分が崖っぷちにいると気づいていないー自分もです!
イブラヒムだけじゃない 帝国が危機にある
お前のせいでね
何もかも飲み込む底無し沼がお前よ!
その沼は干上がる!
今まで通りのスタンスを取り続けるイブラヒム だからヒュッレムがこんなになったのにー
なぜ陛下に告発しない?ーみんな思ってます!!
暗殺の首謀者は4人の皇子の母で 陛下の正妻であられる方ですと?
真実だ
真実とは陛下がお望みになりお信じになるものだ
ヒュッレム妃には代償を倍にして払ってもらう
ー今で言う『倍返しだ!!』ですね笑
とにかくイブラヒムはこれまでずーっとこのスタンスです
真実を伝えるのがスレイマンにとってよくないものならば言わずにおくという…
ニギャールがやってきました
リュステムとスンビュルが話していた企みについてです
命に関わる問題とは?
もう仕掛けられた 来るのが遅いぞ!ーからかい気味に
どこでその情報を?リュステムからか!
一方マニサではムスタファ暗殺のため入り込んだ間蝶を探してます
ギュリザール?ディアナ?
今度ばかりはヒュッレム許すまじ!!イブラヒムの仕返しが始まります
殿下は大宰相殿とお出かけです
ヒュッレムはメフメトが殺されるのではないかと焦ります
大変だわ!!あの子が危ない!!
メフメトはイブラヒムと崖っぷちに
絶景ゆえぜひ殿下に 私が昔からよく来ていた場所です 考え事や休憩のために
足元にご注意を
メフメトがいない!!殺される!!
取り乱したヒュッレムはイブラヒムとメフメトの跡を追います
馬車を急がせて!!
たどり着いた崖っぷち
崖の下には倒れている人影が!!
嘘よ そんな!
放して!!メフメト!!
?イブラヒムはエスマヌルのもとに
メフメトは?
かわいい娘よ
私の美しい娘よ
世界一の美女
かわいくてたまらぬ
ーメロメロです笑
崖の下に落ちていたのはペルチェムでした
メフメトの長衣が落ちています
メフメト!!
泣き叫ぶヒュッレム
ハティジェの心配は当たっているのにー
ハティジェはイブラヒムが女であるヒュッレムをあなどっていると心配しています
まんまとイブラヒムの策略にかかったヒュッレム
スレイマンのところにメフメトが殺されたと伝えようとするヒュッレム
メフメトが…
すると元気に現れるメフメト
ともあれ無事な姿を見て安堵して抱きつくヒュッレム
母上どうしたのですか?
ただ悪い夢を見ただけ…
ーイブラヒムと一緒です 証拠がないので何も言えません
この手で殺しても足りない!!
私を殺すほどの力がどこにあると?
子供でなく私を狙え!!
お前に娘を拉致された時私もそう言った!!
混同するな!ーなんで?イブラヒムが言ってることは合ってるのでは?
混同?
ワシとハトの違いを教えたろう
これで分かったか!
私はなんの制約も受けぬ
誰の干渉も許さぬ
お前など論外
覚えておけ!私は無実の者を手にかけぬ
ましてや皇子様方を
ムスタファ殿下と同様にメフメト殿下もお守りする!
必要ならお前や陛下からもお守りする!
なぜかわかるか?
皇子様方は至高の帝国における未来そのものだからだ!!
ーイブラヒム冷静です
それに比べて血が上っているヒュッレム
キーって顔です笑
大宰相にハメられた
巧妙に仕組んでいたのよ
まんまと苦しめられた
生き地獄を味わった
ーと嘆き悲しむヒュッレムですが
自分がイブラヒムにしたこと忘れたの?
殺そうとしたんだよ?
なぜ泣いておる?
メフメトを地方に送らないで お願いよ 怖いの
夢を見たの 悪夢よ 息子を失う夢
どこを探しても見つからない
とても怖くて
吉夢だと思え 悲観的に考えるな
我らの獅子は勇敢な皇子に育った
独り立ちできるよう大宰相が支える
だからこそ怖い
知っての通り 大宰相はムスタファひいき
自分の手で政敵を育てるはずがない
ヒュッレム!!
ーさすがにスレイマンもイライラ
大宰相はあの子も私も排除したいの
危険な状態なのに私しか深刻に考えていない
私が生きている限り お前やメフメトを傷つけることは許さぬ
ー結局スレイマンが危篤だった時に先走ったマヒデブランと同じことしてるのに
イブラヒムとハティジェはすっかりいい感じに♪
イブラヒム いつ帰宅を?
上機嫌なイブラヒム
ハティジェを呼び寄せてキス
どこにいたの?心配したわ
ヒュッレム妃の相手を
きついお灸を据えた これで思い知ったろう
金輪際 我々に手は出せまい
そう願うわ
ーイブラヒム ヒュッレムを侮ってるよ!!
ヒュッレムは絶対諦めない!油断してるとやられるよ!!
いい感じなのでハティジェは気になっていたことをそれとなく聞きます
ニギャールに娘に会う許可を?
恐ろしい早耳だ もはや隠し事はできぬ
私の間蝶があなたを尾行したの
今後は注意することね
ーニギャールのこともジョークにできるほど二人の結びつきは強くなったようです
ヒュッレムの送り込んだ間蝶がムスタファを狙います!
ヒュッレムの命令だと言ったのか?
自白はウソだと?
ただあらゆる可能性が
女はお妃様のお名前を挙げました
殿下のご兄弟のお母上の
女を斬首し この件はお忘れに
だが黙秘すれば後悔しよう
沈黙する限り攻撃は続く
二度と無断で外出しないで
もう子供ではありません
私が望まぬ限り許さない
この世はお前ほど純粋無垢ではない
母に従いなさい お前の幸せしか望まぬ母の言うことをお聞き!
ヌルバハルが妊娠していることがメフメトにバレます
ミフリマーフが伝えました
なぜ言わぬ?
怖かったのです
赤子と殿下を同時に失うことが怖かった
この子を殺さないで
ーエフスンもムスタファにそう言ってましたねー
タシュルジャルがイブラヒムのもとへ!
殿下より重要なご伝言が!!
大宰相殿がお会いになりたいと
こんな時間になんの用?
タシュルジャルはもうついた頃ね
大宰相なら適切に対処してくれる!
ハティジェはシャーを呼び寄せています
ご存知かしら?シャーお姉様をお呼びした
母上が亡くなられた今
兄と姉妹の絆を大切にしたい
やられたばかりのヒュッレム さらに絶体絶命に!!自らが招いたことです
ご注意ください 計略かもしれません
宮殿ではなにもできないわ
言いなさいよ なんの用?
ーそこへ現れたのはー
ムスタファ殿下のもとにお前が送り込んだ暗殺者
陛下にご報告すべく連れてきた!!
ーヒュッレム絶体絶命!!
ついに あらゆる悪行の代償を払う時が来たぞ
なんのつもり?ーとしらばっくれる作戦のヒュッレム
否定しようが真実は明らか
今度こそ終わりだぞ
自分の犯した数々の罪を振り返るがいい
お前が皇子の暗殺を命じたこの間諜は 明日 陛下の御前に引き出される!!
あー本当絶体絶命ヒュッレム
私への中傷は許されない お前ごときでは絶対無理
陛下が信じると思う?
墓穴を掘りたいなら話せば?!
計略だと見破ってお前を嫌悪なさる
ご勝手に!
ー焦ってるからかいつも以上に饒舌なヒュッレム
笑ってしまうイブラヒム
ギュルニザールがいた!!
なぜ敵の手に?
口を割ったんだわ!何を吐いたやら
あの女はリュステムの推薦 直ちに彼に伝えなさい!
朝までに始末せよと
さもないと私たち全員終わりよ!!
またここでも軍人イブラヒム!!チョー強いです!!
イブラヒムの屋敷に
ギュルニザールを葬りにきた間者
物音に気づいたイブラヒム
扉ごと蹴り飛ばします!!すごい!!
俺の情報を流してるだろう
俺を売ったなら容赦しない
気を付けろ 危ない橋を渡ってるぞ
あなたこそ危ない橋を渡ってるのでは?
ヒュッレム妃に仕える代償は大きい
ーリュステムが見つからないとスンビュルから聞き
自分の行き先を覚悟するヒュッレム
いよいよヒュッレム 運命の朝!!
一方 イブラヒムは爽やかな朝を迎えます
ヒュッレムを見つけ笑顔で挨拶をするイブラヒム
どうなの?リュステムは?
どうやって女を始末するの?
どんなことをしても 女の口を封じるのよ!!
ー焦ってます!ヒュッレム
一体リュステムはどうしたのか?!!このまま?
ーするとギュルニザールがスレイマンのもとへ運ばれる道中 ギュルニザールの母親を連れたリュステムが!!
母親を人質にして シーッと黙るようにと伝えます
お耳に入れるべき重要なお話が
まもなく女が参ります ムスタファ殿下の宮殿にいた側女です
ーギュルニザールが連れてこられます
殿下のお命を狙ったとのこと
ムスタファは?
ご無事です ご安心を
ーテラスを見上げるヒュッレム
幸い暗殺は未遂に終わりました
この女は何ヶ月も潜伏
マヒデブラン妃が密書を発見なされ 計略が露呈しました
殿下が間蝶を見つけるべく調査を開始されると
この女が慌てて暴挙に
何者だ!おまえの主は?
ードキドキのヒュッレム
ーヒュッレムのもとへスンビュルが何か報告に
ギュルニザールは来るときに見かけた母親と シーッとやっているリュステムの姿を思い浮かべています
何者か答えよ!誰の命令だ?
ベフラム殿です
ベフラムとは?
ペルシャの間蝶です タフマースブ王の命令だと
ー驚くイブラヒム
陛下 その… そんな男の名前は初めて出てきました
尋問は殿下自らが行われましたが
暗殺を命じたのはヒュッレム妃だと
何を言う!!と驚くスレイマン
あなた方がそう言えと!
命と引き換えにね!!
どうせ殺すんだわ
そうはさせない
ーと言ってギュルニザール 走り出します
あっという間に飛び降りてしまいました…
驚くイブラヒム
リュステムにでかしたと伝えて
ギュルニザールの家族については一生困らぬだけの面倒を見るように
ーやりましたヒュッレム
どういうことだ!!今すぐ説明せよ!!
何者かが陛下の毒殺を試み
次に私を襲い 今度は殿下に牙を
あの女をマニサに送り込んだ者は 我々を敵対させるつもりです
ー必死に弁明するイブラヒム
いつか我が友が敵となるならば それは本人の行いの結果だ
ーああヒュッレムの言う通りスレイマンに嫌悪されました
まさかギュルニザールが最後の最後に裏切る?とは
それにしても母親を人質にするとはなんと卑劣なリュステム!!
そしてなんと運のいいヒュッレム!!
訳がわからないまま物事があっという間に進み
自分が窮地に陥ったイブラヒム
さっきとは打って変わって暗澹たる気持ちでテラスから顔を出します
それを見たヒュッレム
わざと顔を出し
ほらね 言ったでしょ?
とでも言うような顔でイブラヒムを見上げます
ヒュッレムをやり込めて油断してたわね!イブラヒム!!千載一遇のチャンスだったのに
なぜ女は心変わりを?昨日すべて認めたのに←リュステムが一枚上でした
ヒュッレム妃に忠実で代わりに罪を被ったのだろう←違います!母親を人質に取られて仕方なくです!
どうする?女は大宰相を糾弾した
陛下は真実をお知りになりたいはず
真実はお伝えした ヒュッレム妃の命令だとな
だがーお信じになるかはわからぬ
ーすっかりイブラヒムの負けです
なんでヒュッレムにギュルニザールを会わせちゃったのよー!!あなどりすぎよ!!
おかげで九死に一生を得た
一難は去ったけど大宰相が黙っていない
イスケンデル派の排除で大宰相は政敵を増やしました
大宰相は皇帝のお気に入り
陛下の寵愛を失えばよい
何度試してもいつも許されてしまう
陛下のお目こぼしでね
ーリュステムはきっと あなたもです と思ってるでしょう笑
オスマン帝国外伝〜愛と欲望のハレム〜ああイブラヒム⑰ハティジェvsヒュッレム⑥
ムスタファが問題に上がります
マニサに行った時ミフリマーフとタシュルジャルの様子が引っかかったヒュッレム
タシュルジャルを見張るようリュステムに言います
ーなんて勘がいいの!おかげでヒュッレムにとって幸運が!
イブラヒムからマヒデブランへの手紙を託されたタシュルジャル
ミフリマーフに会いたいのでそれをさらに違う人に託します
ヒュッレムの命でタシュルジャルを見張っていたリュステム
手紙を奪います!
気のおけない仲のフズルと酒場で殿下たちの話をするイブラヒム
民はムスタファ殿下に敬意を
大海へ乗り出す大志がおありで 広い視野をお持ちだ
メフメト殿下は常に賢明で野心家ですな
ーやっぱりメフメトは野心家だった!前にスレイマンに対してあんまりわからないフリしてムスタファの意見を否定して自分を有利に立たせてた!
そこでまたエブッスードの息子が暴れてます
手紙を盗られた間抜けな男とも知らずイブラヒムはタシュルジャルにムスタファの心の友になるよう頼みます
スレイマンからもムスタファをかばうイブラヒム
ムスタファが逆らって結婚するつもりであろうと苦々しく思ってます
何のつもりか?私を試すとは
殿下の陛下への忠誠心は揺るぎなきもの
私と同様です
フィルーゼは去った
あの者と共に消えたのは私に敵対する者たちの希望
希望ーそれは哀れな者どもがすがるもの
私には居場所も前途もある 陛下のお示しになる目標へ前進するのみです
面白くない顔をするヒュッレム
捨て台詞を吐きます
お前の道は地獄へ続く
転がり落ちるのは早いわ
兄上と法令の話を
兄上は我が弟よ 私に殺せようか お前を傷つけるようなことはない と
権力の魅力と雑音はすべての声を封じる
とりわけ良心の声をな
その日を迎えた時何を言うかが重要だ
ヤフヤ(=タシュルジャル)を尾行したところ
大宰相がマヒデブラン妃に書簡を
書簡はマヒデブラン妃へのお返事です
書簡を読むヒュッレム
リュステム でかしたわ!!
ーイブラヒム排除の材料を見つけたようです
ニギャールはエスマヌルを隙を見て連れ出します!!
その資金はリュステムが隠していたお金
イブラヒムはスレイマンに嘘をついてムスタファ説得に出向きます
私の安眠を妨げるような知らせが
あなたが従うべきものがある それは規則と秩序だ
母后様があなたにと望まれた花嫁は?
アイビゲ様だ クリミアハン国の王女
では問題はヘレナと家族だと?
問題は陛下だ 結婚に反対なさっている
ー最初は愛に理解あるとか言ってたのにね メフメトが巻き込まれてから変わった
それほど大事な女人なのか?
ーノラとアイビゲの時もこんなこと言ってたよね 愛人としてそばに置けばいいとか
私の後宮に口出しされたくない
ではあなたにその寝所を与えるのは誰か?考えたか?
父上の夢だメフメトが誕生した日 玉座にいる夢を見たと
メフメトが負傷した日 私をお疑いに
ームスタファやはり気になっていたようです
陛下は御子様方を差別なさらない
ーそうかな?最近メフメトにべったりだよね?お気に入りとか言って
ただの夢だ
だが差別させようと入れ知恵をする者はいる←もちろんヒュッレムですね
決して隙を与えてはならぬ
結婚を強行すれば陛下はあなたの忠誠心をお疑いになる
陛下の絶対権力への反逆とみなされよう
そんな意図は毛頭ない
父上に永遠の忠誠を誓っている 結婚は関係ない
陛下との仲が険悪になろう
つまり玉座が遠のくということだ
玉座も国もヒュッレム妃に支配される 許せるのか?
書簡を手に入れたヒュッレム すぐさまスレイマンを揺さぶりにかかります
大宰相の所在を?!エディルネに行くと?
そう言ったのに実際は違う ブルサにいるもの
ムスタファと密会を あなたを玉座から引き摺り下ろす画策をしてる
これこそが証拠!
ーこのやった顔
戻ったイブラヒム スレイマン怒ってるよ!
屋敷につくとアヤスが兵と待ち受けています
陛下がお呼びですー中に入ることも許されず連れて行かれます
エディルネではなくブルサでムスタファ殿下とー
あくまでにこやかな顔のスレイマン
そんなことは知っているーと言って手紙を出します
驚くイブラヒム
外にはヒュッレムが様子を伺いに来てます
なぜ私に嘘を?
敵が意味ありげなことを吹き込んだ様子
ウソに潔白というものはない 裏切りだけがある
マヒデブラン妃のご要望だったのです
殿下を説得してほしいと
それが理由か?
なぜ私に嘘をついた?←とにかく嘘をついたことが許せないようです
お心を煩わせないためです
にこやかに近づくスレイマンー怖いよー
ムスタファを守るためでは?
一体 誰から守ろうとしているのだ
私の息子だぞーこのあたりからだんだん険しい顔に
幼子ではなく玉座に一番近い皇子だ 無邪気な時代は終わった
皇子との関係には注意せよ
ついつい言い返してしまうイブラヒム
陛下がマニサにおられ皇子であられた時 私は命をかけてお守りした
それをした私はセリム皇帝陛下を裏切ったのですか?
お前は何を言い出すのだ 私を責めるとは
陛下こそ私をお責めに
私が裏切るとでも? あり得ません!!
私は陛下がご子息と対立せぬよう 悲しいご決断をされぬよう尽力しているだけ それが事実です
信じるかはお好きに
ーと言い放ったもののスレイマンに疑念を持たれて悲しく辛いイブラヒム
部屋から出てきたイブラヒムを待っていたのはヒュッレムでした
すでにイライラしてるところにいつものようなヒュッレム
ブルサから戻ったようね
どこに行くかいつ戻るかは私の自由だ
戻れない場所もあるわ 注意することね
どうやらお前は血を見たいようだな
わかった
ならばやってみろ
この大理石の床に誰の血が流れるかな?
宣戦布告?
亡き母后様は蛇は小さいうちに潰せとおっしゃった
私は断った 何度も機会があったがやらなかった
なぜかわかるか?
陛下のためだ
あの方を悲しませたくなかった
だが間違いだったようだ
なぜならその蛇は7つの頭を持つ龍に変わった
誰よりも陛下を悲しませ傷つける存在だ
終わらせる時が来た
ーとうとう本当にイブラヒムを怒らせてしまったようです
いつものように嫌味な口をきいただけだったのにー
どうしようーって顔のヒュッレム
ーなんとかしなくちゃ!と思ってそのままスレイマンの部屋に入っていくヒュッレム
するとスレイマンは今回の発端のイブラヒムの手紙を燃やしていました
ー危機を感じるヒュッレム
裏切りを許す気?
裏切りではない 結婚の件でムスタファと話しただけだ←本当なんです!スレイマンのために スレイマンが悲しまないように説得に行っただけです
信じたの?
育ての親として我が同志は自分の手で解決したかったらしい
ーなんとかしなくちゃ!と考えを巡らせるヒュッレム
彼らへの愛と信頼が目を曇らせてる←自分が最も恩恵を受けてます笑
ブルサで何を話したかわからない
無害な密会の可能性はある
でも違ったら?←いつもの手ですねー一応認めといて自分の思う方に持っていく
もし反乱の準備だったら?
ー信じないでよ!!スレイマン
誰が手紙を兄上に?
ヒュッレムだ
タシュルジャルは?
確かに彼に託した 何かあったのだろう
そこへマトラークチュがー
ニギャールが娘さんを連れて逃げた
イブラヒムの説得を受けてー ムスタファはヘレナと別れます
今夜が最後 結婚はしない
私は皇子だ
これが一番いいのね
他の皇族と対立するなんて そんなこと望まない
でも辛いわ
私に後宮は似合わない
あんたのためにいた あんたのために去るわ
ーヘレナいい子ー泣
タシュルジャルを問いただすイブラヒム
どこにいた?私の書簡を陛下がお持ちだった
帝都に残る必要があり 伝令に渡しました
私はお前に託したのだ なぜ伝令などに?
どんな重大事が?!
恋愛関係です
もう一度会いたくて
え?なんて?彼は何を言っているのだ? とマトラークチュを振り返るイブラヒム マトラークチュもびっくり笑
ー詩人ですからねー笑
見誤りましたねー
スレイマンの見た夢 これが後々…
眠っているとすさまじい雷鳴が
テラスに出るといつの間にか深い森の中にいたスレイマン
進んでいくと玉座が
ムスタファが座っています その後ろにはイブラヒム
二人とも厳しい顔です
イブラヒムが血の滴る袋を取り出し 中身をスレイマンの方へ
ーメフメトの首でしたー
叫ぶスレイマン
自分の叫び声で目覚めました
ムスタファとヘレナの別れー
ーこんなに辛い思いまでしてスレイマンにきちんと従っているムスタファ
信じてあげてよ!!スレイマン
エスマヌルを迎えにきたイブラヒム
エスマヌルもすぐさま『父さん』とイブラヒムの元へ
大宰相をなめてもらっては困る
お前に子供を会わせぬ選択もあったが 私の良心が咎めた
終わった これ限りだ
今後一切の面会を禁じる
ーとうとうイブラヒムを怒らせたニギャール
生きてたとわかったし さらに会うこともできたのに
我慢できなかったのね
さすがヒュッレム マニサに間諜を送り込んでます
マニサへ潜入中の娘が情報を送ってきました
ムスタファはヘレナを追放したのね
喜べないわ 大宰相が結婚を諦めさせたのよ
正体がバレないように 油断するなと伝えて
ハティジェにニギャールと離縁したいと申し出るリュステム
離縁は許さない お前の嫁を連れてお帰り 離縁も私が決める
ー家に帰ったリュステムとニギャール
お前なぞあの時処刑されるべきだった
先に離縁しとけばね もう手遅れよー憎らしい口をきくニギャール
首を絞めようとするが自らを落ち着かせるリュステム
ヒュッレムが幅をきかせてる
フィルーゼを追放してから復讐に燃えてるわーフィルーゼの次はイブラヒムと言ってましたね
ムスタファを攻撃し始めた
あの女は本気よ なんとしても阻止しないと
私が生きている限り 殿下には指一本触れさせぬ
あなたは誰が守るの?
ヒュッレムは去ってもいい頃よ
メフメトは地方に赴任すべきだわ
あの子が行けばヒュッレムは同行を免れない
ヒュッレムを遠ざけるには最良の方法だわ
考えたが年が若すぎる
兄上は同じ年頃に赴任を
兄上にご決断いただきましょう
メフメトが懇願すれば?!
酒場でイブラヒムを見かけたエブッスード
なんとスレイマンの前でイブラヒムを貶めるような発言を
激務の上 ワクフに携わるお時間までおありとは
善行の時間はいくらでも見つかります
時間がない者は享楽ばかりを追い求め
酒場で朝を迎えます
やり返すイブラヒム
法官殿 ぜひご子息とお近づきに
噂では知見の深い重要な教授だと
さらにスレイマンに
法官殿は優秀なご子息をお育てです
賢人の息子なら間違いない
ふふんーって感じのイブラヒム笑
これ以上ない屈辱を受けた
息子は己だけでなくわたしまで破滅させる気だ
ー自分からケンカ売ったエブッスード
イブラヒム、フズルと談笑するメフメト
それを見てスレイマンは自分の夢を思い出します
メフメトの首の夢をー
いつものハティジェとヒュッレムのにこやかな衝突
私の部屋は素通り?
フィルーゼが去って以来久々なのに←イヤミです
フィルーゼが去っても別の娘が来る
哀れな娘を犠牲にするのはお辞めになって
雑魚を送り込んでも 切り裂いて死骸をお送りするわ
なぜならそれが私の性だから
そういう女よね
兄上を洗脳する気でしょ?
でも近くお前は出て行く
皇女様にできる?
いえ兄上がどこかに送る
わたしを消したいなら方法はただ一つ
陛下を殺すこと
陛下が息をしていない世界にはいられないから!
イブラヒムと船を見に行くメフメト
昔話を始めるイブラヒム
陛下が農場にいらした時殿下のようにお若かった
私はバイオリンを弾くよう命じられ演奏しました
その後 随行をお命じに
陛下の後ろを歩きました
すると私をお呼びになりこう仰せに
私の後ろを歩く者は決まっている お前は私のそばで同志になってほしい
その日以来おそばから離れません
ーイブラヒムも昔話をするなんて年取ったなーと笑
大宰相は帝国の貢献者だ
ーとここでムスタファの話を
今では地方においでだ
いずれ殿下もご赴任を
行きたいが父上が許してくれぬ
殿下のご準備が整ってないとお考えなのでしょう←そんな力は殿下にはないでしょうねーと煽ってる
いつでも行ける!父上は私の年齢で赴任している
陛下は非常に有望な皇子でした
先帝セリム様のご信頼も厚かったのです←殿下は有望でもなければ父帝の信頼もないようですねーと煽ってる
ニヤリ
マヒデブランにイブラヒムからの手紙が
ヒュッレムの計略から逃れましたがあの者は諦めませぬ
ムスタファ殿下と私を消すべく画策します
私はヒュッレムに宣戦布告しました
ついに宿命の戦いが火蓋を切ったのです
血戦になりますどちらかが倒れるまで引かぬご覚悟を
一瞬の過ちが命取りになります
メフメトと話した?
近日中にも陛下に地方赴任の権利を主張なさる
私の獅子は兄弟と同じく素直で賢い皇子だわ
好戦的なヒュッレムに似ず あんなに純真に育つなんてー←似たのはミフリマーフですね
ーイブラヒムとハティジェも策略を でもヒュッレムに比べればかわいいものです
メフメトはどこへ
大宰相殿と一緒でした
私に断りなく?!
大宰相は私に真っ向から宣戦布告した!
メフメトは私の心臓よ 一番に狙われる
さらに警戒せねば
スレイマン 倒れます!!
春に宮殿を出ます
何のこと?
地方赴任です
私の希望です 父上も許すと
すぐさまスレイマンに文句を言いに行くヒュッレム
しかし見つけたのは倒れているスレイマンでした
いつもと違い子供のように泣きじゃくるヒュッレム
ハティジェでさえ心配をしてあげます
一体なぜ?
毒の症状かと
毒を盛られた 一刻も早い解毒が必要
それを聞いて
イブラヒムの宣戦布告や
ハティジェに自分が言ったことを思い出すヒュッレム
ヤフヤならなんとかなるとアフィフェ(スレイマンの乳兄弟ヤフヤはアフィフェの息子)に言われたイブラヒムは馬を走らせます
先生 来てください!
陛下が毒を盛られた!
助けてくれ!なんの毒かわからぬ 一刻を争う状況なのだ!!
そのころマニサのムスタファはー
イブラヒムが訪ねてきます
悪い知らせだ
陛下のご容態がよくない 今日か明日には天に召される
可及的速やかにお戻りを
帝国がお帰りを待っております
ーふと壁を見ると二人の影が写っています
しかしーそこにイブラヒムの首はありませんでしたー
ームスタファの夢です
誰が仕組んだの?
我々の敵は四方にいる 誰でもあり得る
重要なのは皇統を存続させることよ
必要ない 陛下は死なない
万一恐ろしい事態となれば 必ずムスタファ殿下に御継承いただく
まさか敵が陛下に毒まで盛るとは
反逆者どもは今も宮殿をうろついている←すっかりイブラヒムとハティジェだと思ってます
お前もここに残り警戒態勢をとって←テケへの赴任が延びました
あらゆる可能性に備えるべきかと←スレイマンの死です
その可能性はない 考えるな←イブラヒムもヒュッレムもスレイマンの死は考えてません
4人の皇子様をお救いする道を確保せねば
特にメフメト殿下は重要です
お父上を襲った者はお前も殺しに来る
悪党はここにいる
お前たちを狙ってるわ でも怖がらないで
お前たちが安泰になるまで私には死も安らぎもないの
その日が来たら勇敢に毅然として弟たちを導きなさい
祈り続けるヒュッレム
すると!!スレイマンが目を開けます
神よ 感謝します
私の祈りが届いたわ スレイマン←私のおかげ笑
毒よ!連中が殺そうとしたの
私からあなたを奪うために
前回倒れた時はイブラヒムが祈って側にいて信じた
今回はヒュッレム
前回はマヒデブランに狙われてハティジェのところに避難してたからねー
壁に大宰相の影がー首なしでした
頭がなかったのです
何の暗示でしょうーただの夢よとマヒデブラン一蹴
ヒュッレムはなんでもやる
あの蛇女の標的はお前
お父上の耳に毒を吹き込み 命を奪いに攻撃してくる
陛下は回復されました
喜ぶイブラヒム
神が陛下を我らの頭上に
犯人が何者だろうと御前に引き出します
ーと言っているのに
家族だけにしてくれ とスレイマン
ーほーらね みたいな顔のヒュッレム
犯人を必ずみつけて!
さもないとヒュッレムはあなたとムスタファに罪を着せる
ーハティジェは家族じゃないの?
なぜこんなことに?最後にお会いした時お元気だった
一刻も早く力を取り戻すのよ
スレイマンべったりのスレイマン
ーいくらでも毒を吹き込めますね
スレイマンも弱気になってるのでー
私の力の源となるのはお前だ
誰の仕業だと思う?
ここ数日の話ではなく少しずつ毒を盛った様子
明らかに数ヶ月前からです
ヒュッレムはアヤス宰相を取り込みます
事件の捜査に関わるように
指揮は大宰相殿だ
ぜひ陛下にお目通りをして任務に名乗りをあげてください
お前の存在が私を呼び戻した
誰であれ この代償は命だ
あなたを苦しめた連中が日の目を見ないように
言ったわよね 目を曇らせてはダメ
遠くを捜さないで 反逆者は宮殿にいる
ブルサでムスタファに会ったのは誰?
そいつが戻った途端こんな事件が←そいつですって!
偶然だと思う?
敵の正体は明らか あなたが友と呼ぶ者たちよ
ーイブラヒム大丈夫?ヒュッレムどんどん毒を吹き込んでるよ?
誰がやったにせよ何も証拠を残していない
陛下の目を見たのでは?私を疑っている
兄上はあなたを信頼している ヒュッレムが耳に毒を吹き込もうとね
ーでも体も心も弱ってるし いつもいるしねー洗脳されちゃうかもねー
すっかり昔に戻ってラブラブに♪
チョー長い詩が贈られます笑
陛下付きの者を尋問した結果を
ご報告できません
陛下は調査をアヤス宰相にお命じになられました
呆然とするイブラヒム
アヤス宰相に調査をお命じになったと
私をお疑いに?
お前は我が魂の友
長年命を預けてきた
どうして疑おうか
調査から手を引かせた理由は1つ
お前の潔白のためだ
無実を証明したい 誰もお前に疑いを持たぬように
やっと間諜の存在に気付いたマニサ側
行商人の女が手紙を隠していたのが見つかります
身の危険がある
後宮に暗殺者が潜入している 何ヶ月も密偵の仲介を
手紙の受取人を探ろうとしたのにフィダンは殴られて気絶
肝心の行商人は殺される
なんて役立たず!!ーマヒデブランでなくても言いたくなります笑
フィルーゼ以来遠ざけられていた夜伽も許されたようです笑
ここぞとばかりメフメトのことを頼むヒュッレム
メフメトのこと考え直して
いずれ行くわ でも今はダメ
ー皇子が地方赴任するとヒュッレムも後宮を離れなくてはなりません せっかく手に入れたのに
なんとかしようと適当な理由を本当らしく言ういつものヒュッレム
あなたから私たちを遠ざけて 無防備にして殺す気かも
敵はなにをするかわからない
イブラヒムとエブッスードの仲は最悪に
捕らえられいたエブッスードの息子を連れてくるイブラヒム
父親が帝都の法官であろうと 子供は酒場で酔っ払う
一方父親がパルガの漁師でも 子供は広大なるオスマン帝国の大宰相だ
すべては一時的であり永続ではありません
必要なのは人間の本質
世界一の知識人であろうといずれ転落します
スレイマンは見た夢をヤフヤに占ってもらいます
お前がいなければ大事に至る所だった
お礼を言いに来たスレイマン
私を呼びにいらした大宰相殿のおかげです
ーよく言ってくれた!ヤフヤ!
ヒュッレムの毒ばかり吹き込まれていたスレイマン おや?と思ってくれた?!
あの悪夢がなにを暗示しているのかヤフヤは伝えました
大きな決断を迫られていらっしゃいます 正しい道をお探しなのです
その森でご覧になった人物に関わるご決断です
その結果は吉でも凶でもあります
陛下の溜飲を下げるとともに深い悲しみを生むからです
ーどういうこと?ムスタファ?イブラヒム?
マトラークチュが大事な話を持ってきます!!
フィルーゼはアマスヤに行ってない
ーそこから気付くイブラヒム
フィルーゼが毒を?
早速スレイマンに報告に行くイブラヒム
我が臣下は命令もろくに果たせぬ
ヤフヤによれば被毒が短期間ではないと
フィルーゼが?ースレイマンも気付きます
可能性として とイブラヒム
私が可能性で動けば皆が苦しむことになろう
ーイブラヒムのことを言ってます でもフィルーゼの可能性も確認しては? あれだけラブラブだったのに全くフィルーゼに興味を持たないスレイマン
すっかりイブラヒムが毒を盛ったと信じているヒュッレム
大宰相とムスタファは陛下に毒を盛るために密会したのよ
ただ被毒は数ヶ月に渡るとー常識的なリュステム笑
もう誰も信じられない 2人は以前から結託している
目的は明らかよ!
陛下と大宰相の関係は悪化するはずーヒュッレムが毒を吹き込んでますからね
私はそれが怖いー自分でやっといて笑
大宰相は保身のため暴挙に出る!先手を打たねば!!
ーしないよイブラヒムは スレイマン命なんだから
それにフィルーゼが犯人だと知ったらヒュッレムはどうしたんだろう?
イブラヒムの悲しみ
長年陛下のお側でさまざまな経験をした
これほど不快な思いは初めてだ
私がお命を狙ったとー
陛下は可能性として疑っておられる
お言葉はなくともわかる
フィルーゼは祖国に連れ戻されたらしい
あの者が毒を盛ったのではと申し上げた
ムダだった お聞きにならない!
可能性は否めない
ヒュッレムの耳打ち
それをお信じだ
ホント ラブラブな二人!
ヒュッレムの影の姿を見せてやりたい!!
スレイマンに対する愛は本当なのよ!でもそのために周りを焼き尽くす!!
私が娘を溺愛する理由を?
お前にそっくりだからだ
スレイマンのことで落ち込んでるイブラヒム
気分転換に家族で旅行に行こうか となった矢先!
ヒュッレムから手紙が!!
私たちの問題について話したい
和解の道が見つかることを願ってる 館の建築現場で待ってる
ー絶対罠だよ!!先手を打たねばって言ってたし!!
心配そうに見送るハティジェ
きちんとスンビュルが待ってます 大丈夫かな?
お妃様が中でお待ちです
お付きの兵たちも連れず中に入るイブラヒム
オスマン帝国外伝〜愛と欲望のハレム〜ああイブラヒム⑯ハティジェvsヒュッレム⑤
ヒュッレムの言う通りフィルーゼを追放したイブラヒム
フィルーゼの件は陛下のお耳に入れぬ
あの女はよそへやった
それが精一杯だ
賢明よ 敬服する
次はあなただ 私の子は?
なんと!ヒュッレムはイブラヒムの子供をハティジェのもとへ送っていたのでした
急いで戻ってくるイブラヒム
朗報でございます お望みどおり 先ほどフィルーゼを私の手で船に乗せました
今回も厄災は去った
屋敷に送られてきた子供を巡って言い争うイブラヒムとハティジェ
屋敷に置くことは許さない!!
どうすれば? 道に捨てろと?
フィルーゼは船の中で毒を飲む夢を見ます
ちょうどその頃スレイマンはフィルーゼを呼びます
アフィフェがフィルーゼはハティジェの屋敷へ向かったと報告します
ハティジェの娘が病気で仕方なくー
すぐに戻るものとばかり
お望みであればすぐに参上させます
娘に自分との血のつながりを見るイブラヒム
この顔を忘れるな
切れ長の目 愛らしい鼻←ニギャール似です
絹のような手を忘れるな
この子はお前の血を分けた子だ
お前だけに属する子供
オスマン帝国の皇族でもなく 大宰相イブラヒムにも属さず
漁師マノリスの子 パルガ出身の改宗者テオの子だ
この子は広い世界でお前に属するただ一人の者
命がけで守れ
この子はお前の運命(カデル)だ
一方メフメトはクララにご執心
望みがあれば申せ
1つだけ…
改宗してイスラム教徒に
ーどんどけヒュッレムの出世話が浸透してるんだか笑
ノラ(エフスン)もそうだったしこのクララも!改宗するのは確かに一大事のことだけどその効き目を彼女たちはヒュッレムから学んだわね!
こうしてクララはヌルバハルに
イブラヒムはカデルにメロメロ
一緒に寝ていたイブラヒムとカデル
怖がるな 世界一美しい我が娘よ
この上なく美しい娘 我が命よ 父がそばにいる
イブラヒムのこの優しい顔
フーリジハンとオスマンはカデルが気になります
そこへイブラヒムがカデルを連れてきて二人に会わせ説明しようとします
しかしハティジェは二人を部屋に行かせます
私の子供たちに近づけないで
この恥をどう説明するの?
イブラヒムは取り合わずマトラークチュとカデルに屋敷を与えることなど話します
後宮にはフィルーゼが!!驚くヒュッレム!!
フィルーゼを追い払ったヒュッレムが意気揚々と後宮を闊歩しているとー
!!
目を疑うヒュッレム
なんとフィルーゼが談笑しています
船に乗せられたフィルーゼでしたがマトラークチュが助けに来ました
すべて芝居だ
大宰相にはこの手しかなかった
あなたの大きな愛で私を殺すと言っていたが自分自身でそれを信じられずに私を船に?
お前は負けたのよ あの木曜の夜に
お前に毒を飲む勇気はない
だからといってお前が負けを認めるまで待てない
この先も夜はありますー
お前のような側女がいたわ それも王女だった
私が追い出した
後宮から出るのは私がそう望んだ時だけです
イブラヒムは密約を破った 反故にした!
ーってヒュッレムこそカデルをハティジェのところに送り込んだしね
フィルーゼはスレイマンとの別れを悲しみます
ーでもまだまだラブラブなようです
イブラヒムはカデルのことをスレイマンに報告しておきます
ニギャールとのいろいろはありましたが今は皇女様と幸せに暮らしてます
ニギャールは死産したと しかし子供は生きていました
誰が隠蔽を?ハティジェか?
子が夫婦間の災いになると
いずれにせよ 私の子供でございます
すべての責任は私にあります
もはやなりふり構わぬヒュッレム
イブラヒムに騙されたと思うヒュッレムはリュステムに後を頼みます
戻った時フィルーゼを見たくない!
あの女を消す方法を考えて!
でもお妃様に嫌疑が…敵に隙を見せては…
構わぬ!!どうなろうがいい!
戻った時フィルーゼは消えてる!わかった?!
ーもうヒュッレムなりふり構わずです
フズルが参内します
一度はチュニスを手にしたのに手放してしまったことを詫びます
我々も支援できなかったーイスケンデルの言うことを聞いてイブラヒムの言うことを聞かなかったせいです
ローマ遠征への準備が進みます
さらにフズルの参内に関してもー
提督は寵臣とか 大宰相とも懇意らしい
陛下との近しさが大宰相殿を刺激するかも
大宰相と陛下が反目するとー最高♪
大宰相は密約を反故にした
船を呼び戻しフィルーゼも元どおり
子供のせいで皇女様は動揺するはず
いずれニギャールも生存を知る
ーもうホントいちいち罠をそこら中にばらまいてる!
少し仲直りしたフィルーゼとミフリマーフ
フィルーゼはマニサで待つタシュルジャルとの後押しをします
お二人の想いは同じ ご自分を抑えないで
スレイマンのお気に入りメフメト
玉座はムスタファに近い
だが帝位につくものは神のみぞ知る
私が天に召される時はどんな状態か?
兄上は立派な皇帝になりましょうーまるっきり帝位につく気のないメフメト
帝位は子の中の1人に継がせよ
秩序のために兄弟の処刑は許される
多数の法学者が認めている それゆえ適用せよ
なぜそんなことを?兄上は私も兄弟も犠牲にはしませぬー逆をまったく考えていないメフメト
仲良くなったイブラヒムとエブッスードの仲に暗雲がー
仲良くなりエブッスードの自慢の庭に招かれたイブラヒム
フランスへの特権を巡ってイブラヒムをムッとさせるエブッスード
特権の是非は私が判断する 法官殿には先に耳に入れたかっただけだ
横柄に地上を歩いてはならない
本当にアッラーはうぬぼれの強い威張り屋をお好みにはなられない
ー余計なことをさらに言うエブッスード
尊大に見えるのは至高の帝国によるものだ
気質が理由ではない 私の地位はイスラムの剣たる帝国の代理人 凡人のごとく振る舞えぬ
地位は一時的なものです 大宰相閣下 ご注意あれ
私の地位は詩が定めたものではない
陛下のご意志である
怒ったか?席を立つイブラヒム
一方フズルとは仲良し
ヒュッレムが楽しみにしてるスレイマンを巡ってのいさかいなどなさそうです
同じフランスへの特権の話をしてても和やか♪
ジュリアゴンザーガの話で盛り上がる笑
お噂はかねがね ついに会えた
ご家族は?と言うハティジェの質問に
もはや海が妻であり恋人です
家族は重要よ 子供やその母親と平穏に暮らすのは
でも立派だわ 家族を不幸にして泣かせるより独身を貫くほうがいい
明らかにイブラヒムへの当て付けです
フズルが帰ってからー
二度とするな!
何よ!!
他人どころか提督のような高官に私や家庭の不満を?
じゃあ子供と過ごしてよ! 私生児にかかりきり!!
私は父親だ!私の子と認める!!(私生児ではない)
そんなこと認めない!私の威信 つまり皇族の威信が傷つくのよ!!
イブラヒムは以前言われた不仲の根本原因となったあの会話を思い出すのでしたー
昔を懐かしむマヒデブランとスレイマン
ムスタファの初皇子のお祝いにマニサに来たスレイマン一行
マヒデブラン 元気か?困り事はないか?ーしばらく会ってないと優しいスレイマン
ふと机に目をやるスレイマン
覚えてます?
この机で宝飾品作りを
どこを見ても思い出がー
ここであなたに会い 恋に落ちた
時の流れは早すぎる
ムスタファを産んだー
まるで昨日のことのよう
今も耳にあなたの声が
マヒデブラン 私の春のバラ(ギュルバハル)
いい雰囲気です♪
母上 大丈夫?
ファトマを見ると血の気が引く
私を殺そうとした女が皇子妃ですって?!
しかも息子は『スレイマン』と名付けられるなんて!!
ーそこへマヒデブランが
ここで初めて陛下にお会いした 大好きな部屋よ
神よ 悲しみを与えるな 夢しかない女に哀れみを←ちょっとひどい
でもマヒデブランも負けてません
聞いたわよ
炎には焼かれないと言ってたけど フィルーゼに嫉妬してると
知ってるはずでは?寵妃が負けたことになるのは木曜の夜を奪われた時だけ←ヒュッレムもマヒデブランから奪いました
いずれそうなる それに他の日はとっくに奪われてるのに 記憶から消したの?←マヒデブラン ここぞとばかり言いますねー
メフメトと仲良くしているスレイマンを不安げに見るムスタファ
でもそれにすぐ気付くスレイマン
お前はご寵愛を賜ってる
ヒュッレム妃と張り合うな
どういう意味?
一体なぜ 陛下はヒュッレム妃と結びつきが強いのかと考えていた
長い年月の中たくさんの側女が来ては通り過ぎて行った
答えは出たの?
出なかった あの夜まではね
お妃様は私の目の前で死のうとしたんだ
止めなきゃ毒を飲んでいたよ
何も見えてなかった 御子様方も 有り余るほどの財産や地位さえも
頭から吹き飛んでいらした
過去の行いを正当化はできない それでも
あのような愛の前では 誰もが首を垂れるべきだ
ちょうど陛下がそうしておられるように
ーアフィフェに言われてスレイマンを虜にしたのにどういうこと?って思ってるだろうフィルーゼ笑
カデルにメロメロのイブラヒム
いつまでこの状態に?乳母じゃなく母親が必要だ
母親は結婚した じゃなきゃ呼び寄せた←ってひどくない?ハティジェが心配してた通りになるはずだったのね
ハティジェ鋭いよ!先手を打って結婚させといてよかった
母と子で暮らせれば安心なのに
あのヒュッレム妃が黙ってるとは思えん
暴露してないのは何か魂胆があるからだ
ワクフをするのに高官の妻を招いたと
どういうこと?政治に乗り出したの?
なんでも知ってるのね
第一皇子の母は大変なの
その通りだわ 一歩間違えれば首が飛ぶ
いつまで経っても言い合い続けるマヒデブランとヒュッレム
戻ってこないイブラヒム
心配なハティジェはギュルフェムに相談します
ニギャールのところかも
あの者は子供の存在すら知りません
予感がするの 子供が2人を結びつけると
まさか 大宰相殿が結婚させたのに
前回もそうだった←マトラークチュと結婚させて離婚させて囲ってた
同じではありません!申し上げたはず!あの子をお手元にと
そばで見守れたのに
リュステムを早く地方にやりたいイブラヒム
ムスタファのヘレナのことがスレイマンにバレます
言い訳は聞かぬぞ 母親の責任だ なぜ娘を後宮に?
このような事態になるとは知らず もてなしたら帰そうと
結婚すると言ってた
あり得ません!私が許しません
最初からそうしろ!!
ーあーあやっぱり怒られて嫌われちゃったよマヒデブラン
お前は私の正義の代理人 誰よりも法に従わねばならぬ
その娘は奴隷でも戦利品でもない
裁判になれば商人が勝つ 私でも救えん
家族の承諾を得ようが自由な娘を拉致した罪になる
我が皇子たる者の行いで皇族の威信が傷つく
その前に彼女と結婚します さもなくば手放すことに それはできません←すっかりご執心
タシュルジャルに言われても諦めそうにないムスタファ
何か悩み事?突然なぜ?
ムスタファの所行を知ったの?
ヘレナとやらと結婚すると
ムスタファは若いわ 過ちだって犯す マヒデブランがしつけなきゃ
何度も話し合ったそうだ 解決するだろう
話すのは1度で十分なはず 皇子が母親に反抗してるのか 彼女が息子をあなたに敵対させる気なのか
ムスタファは良心のあるいい子よ あなたを決して裏切ったりしない
でもマヒデブランは息子を早く玉座につけたがってる
その告発は重いぞ
本当だもの この目で見た
ーいつもの手口です
ある程度情報を得といてまずは心配したふり 片方を持ち上げて他方を下げる 今回は反乱の嫌疑を植え付ける
あなたが危篤の時あの女が泣いたと?
それどころか怒りと憎しみに震えてた 亡き母后様さえ私の子を避難させたくらい
苦しむあなたを見たくない
あなたがいなければ玉座も冠もいらない 世界すら
私の行いはすべてあなたのため 何が起きてもあなたのため
ー洗脳されそうです
我が身に起こることもすべてお前ゆえだ
イブラヒム どうしたの?
フランスと交渉中ー
陛下は私に全権を委任された 戦争をするも和平を結ぶも私次第なのだ
最も危険な猛獣 獅子であろうと力ではなく知性で調教できる
ーと言ってる背後にここにはいないスレイマンが映ります
猛獣使いはまずエサで手なずけ それを習慣化させるのだ
その手には 時に恐怖を植えつけ 時に自分を守るため
常に棒を携えている
部外者が獅子にエサを与えるのは不可能
それをできるのは獅子が懐いている者だけだ
獅子とは君主である
そして猛獣使いは宰相たちだ
ーここで書記が怪訝な顔を
獅子はオスマン帝国の尊きあるじ
私自身も君主たる偉大な皇帝陛下を
先ほど言及した真実と正義の棒によりしつけている
ー何これ?
フランス大使も書記もびっくり!!
イブラヒムがおかしい時スレイマンは昔に想いを馳せイブラヒムとの友情を噛み締めています
飽きることなく たくさんの夢を語った なんでも話せた
大宰相とですか?
私よりご寵愛の深い大宰相に嫉妬しました
すばらしい日々だった いつも一緒にいた
友情が宝だった 人生最良の時だったのだろう
ーイブラヒムは変なこと言ってますけどー
おかしいと思ったフランス大使は話題を変えます
貴殿は皇帝の臣下ではなくご友人であるとか
私は陛下と同じ週に生まれ共に育った
そのご信頼に応えるため陛下の領土とご威光を守るべくー
陛下のご信頼がどれほど厚く 尽力していることを知らしめたいからだ
大宰相というより皇帝のようですな
だがあの大宰相は長くもたぬだろう
皇帝を己の傀儡のごとき物言いは許されぬ
またまたスレイマンとメフメトの仲良さを見て沈むムスタファ
ムスタファ浮かない顔だな
市井のものがなんと言おうと私はただ父上に恥じぬ息子になりたいのです
世界中がお前を中傷しようと私は信じぬ
結婚問題がご不快では?
要らぬ心配だ 私は愛を尊ぶ
世界も私もお前には帝位に足る器があると見ている
ーメフメトにあんなこと言ったのに?
どうしたニギャール?
リュステムに色仕掛け?
イブラヒムはイブラヒムですっかりハティジェを操りはじめてる
好きな方が負けね
スレイマンから下賜された馬に乗りたいフィルーゼ
リュステムが鞍をつけますがー怪しい!!
突然ニギャールを訪ねてきたマトラークチュ どこへ?!
一緒に来てくれ 会わせたい人がいる
大宰相殿の使いでしょう?あの人は信じられない
大宰相は関係ない
というマトラークチュの言葉を信じてついて行くニギャール
?カデルよね?
なぜそれを?
後宮で会ったわ 側女の先生の娘でしょう?
どうして? なぜ大宰相殿が?
あんたの娘だ
フィルーゼ落馬!!
アフィフェにフィルーゼに付いているようにと命令されたキラズはオロオロ
案の定(やはり鞍になにか!)落馬してしまったフィルーゼ
誰よりも早く現場に人目につかずに到着したリュステム
フィルーゼの首を持ちー主馬の頭の前任者をそうやったようにー捻って殺そうと
その時!フィルーゼの首の後ろにある入れ墨を見つけます
ーなぜかそのまま皆のところに連れて行きました
仲の良いムスタファとメフメト しかしメフメトが…
ムスタファとメフメトは二人で散策中
兄上は民に人気があるんだね 帝都でもそうだ
特にイエニチェリが兄上をもてはやしてる
その者たちに応える努力をしている
僕は人気がない 名前すら挙がらない 母上と僕の評判も知ってる
お前のことを知らないだけだ
ムスタファは情に厚い
女を追放できるような性分じゃない
私には従うわ
お前には関係ない 口を出さないで
海を飲み干そうが太陽を消そうがムスタファと陛下の絆は断てぬ
そうね 私には無理 でもメフメトなら可能よ
ーメフメトがムスタファの脅威になりつつあります
父上とお話しをした時ある法令の話を伺った
帝位は子の中の1人に継がせよ 秩序のために兄弟の処刑は許される
多数の法学者が認めている それゆえ適用せよ
兄上が帝位についても僕を殺さない?
ーメフメトは純粋なフリしてとんでもないことしゃべるよね?この間の暗闇の中光り輝く皇子の話といい今回の兄弟殺しの話といい
フリでないならちょっと子供すぎ?
私に殺せようか
世界が崩壊しても 世界中の敵が私を襲っても お前を傷つけたりせぬ
と言ったけど考え込むような顔をするムスタファ
しかし!!
目の前にいるメフメトが突然倒れてきましたー背中には矢が!
すぐさまスレイマンに伝えられます
叫び倒れるヒュッレム
一方ニギャールはー
大宰相の命であんたを呼んだ 真実を知らせたいと
母親がいないことを不憫に思ったのだ
時々娘に会える
それだけだ 決して他には何も望むな いいな?
死んだと思っていた娘に会えたニギャール
もう離れ離れじゃない 母がそばにいる
ニギャールは喜んでカデルの世話をします
やっとカデルを認め始めたハティジェ しかしまたもやニギャールが…
ハティジェはギュルフェムと一緒です
やっと笑顔に 喜ばしいこと
あの人に気持ちを伝えた いつもそばにいると言ってくれた
話し合うことが一番です 子供のことは?
養育したいと 当然の権利だわ←すっかり操られてます
唖然のギュルフェム
反対せず支援したい 今日会いに行くの
あの人は参内中よ 代わりに様子を見てくる
あなたも来て
ーそしてハティジェとギュルフェムはカデルのいる屋敷へ
メフメトは治療中です
顔色が悪い 横になって
手をどけて!私に触るな!
疑ってるのね でも誓って私たちは関与していない
そう祈ればいい 偽りならこの手で殺す!
ー部屋に入ります
誰がお前の命を奪おうと?
ムスタファはニギャールの顔を見ます
実行犯は捕まりましたが既に死んでいました
そんなことだろう とスレイマン
どうやって黒幕を探す?
でも狙いはメフメトではありません 私を狙ったのです
心当たりが…
ームスタファが真犯人だと思っているのはヘレナのことで敵対しているアッバスです
アフィフェはイブラヒムにフィルーゼの落馬を報告します
陛下からご出発前に馬を賜り乗りたがっていたのでー
ご下賜の馬?
リュステム殿がそう
ーなんと馬の下賜という話自体リュステムの嘘のようです
カデルに会いにきたハティジェ
しかしそこには!
ニギャールです
ここで何を?なぜここを?
大宰相殿が母娘を離すことに心を痛めたのでしょう
私の罪を子供が償うのですか?
子供を奪い去り お前を処刑するはずだった
恐れたのですか?私たちがよりを戻すと?
恐れたから子供を離した
ほざきなさい お前は大罪を犯した
それでもお前たちに慈悲をかけた
私にも我慢の限界がある
面会は禁じられません 法官に訴えます
子供に会いたいのです
他意はありません あなた様も母親 お願いです
イブラヒムがあの女を!
大げさにお考えでは?面会を許しただけです
あの者たちの命は皇女様の恩情の賜物
放置できない なんとかしないと
どうすると?
フィルーゼの落馬の件をリュステムに問いただすイブラヒム
馬は陛下のご下賜だと?
なぜお前しか知らぬ? 陛下直々の命か?
ーやはりこの下賜自体を疑っているようです
あの落馬は事故ですぞ
さもなくば地獄行きだ
危篤のメフメトの元から離れないヒュッレム
見たでしょう?あの者たちの仕打ちを
誰が私の子を?
スレイマンが実行犯は死んだことを告げます
口封じのために殺したのよ!
ーすっかりマヒデブランとムスタファの仕業と思っているどころかスレイマンにもそう吹き込みます
約束して 悪漢に代償を払わせる
それが何者であれーマヒデブランやムスタファであれと言いたいようです
何者であろうと必ず
私が殺してやる
私をお疑いなんだ
そんなふうに考えないで 反逆者を探してるだけ
見たんです 父上が私に向けた目を 消えてしまいたかった
ヒュッレムの入れ知恵よ
メフメトは私の弟 殺すわけがないのに
スレイマンに疑われて焦っているムスタファはマヒデブランを疑いますー今までがありましたからね
正直に答えていただきたい この事件に関与は?
真実を知りたいのです 母上の仕業ですか?
違うわ 私はやってない
お前の未来を危険にさらすことはしないー何度も言いますが今までがありますからねー笑
マニサに追放されて心改めてるとは思いますが
カデルのもとにニギャールがいたことがショックなハティジェ
とうとう折れます
あの子をここに 私たちと一緒に暮らせばーダメ?
←あれほど屋敷には置かないとつっぱねていたのに
言ったはずだ
どうするかは私が決める 娘には家があるんだ そこで暮らす
ニギャールはニギャールでリュステムを頼ります
私は騙されていた
死産じゃなかった 娘に会ってきたわ
知ってたのね? どうりで ヒュッレム妃もでしょ?
皇女様が邪魔をする
助けて唯一の望みは子供に会うことなの
この時リュステムはの子供時代が映りますが彼もかわいそうな身の上だったようです
イブラヒムはカデルに新しい名前を与えます
メフメト助かりました!ムスタファも助かりました!!
メフメトの枕元で神に祈るヒュッレム
今までの罪を悔います
罪深き者は多いのになぜ息子を?←まだ人のせい
私こそ罪深き者です 罪の責任は私にある 取るなら私の命を
ヒュッレムが心からの涙を流し その滴がメフメトのまぶたに落ちました
するとー目覚めたメフメト!!
目覚めたメフメトはムスタファの嫌疑を晴らしてくれます
あれは誰?なぜ兄上を狙ったの?
兄ではなくお前を殺そうとしたの!
違うよ 母上←やった!!
兄上が僕の前にいた 男が狙ってたんだ それで兄上を突き飛ばそうとー
喜ぶムスタファ!
お前は(二重の意味で)命の恩人だ!!
それでもスレイマンったら謝ったりはしないわけね!
お許しを私のせいで弟を危険な目に←自分の方から謝る偉いムスタファ
我々と特にお前に教訓となろう
忘れるな 家族以上に大切な者などいない
事件を招くことはするな 1つの過ちが巡り巡って弟に還った
ニギャールはハティジェに邪魔されないようイブラヒムにすぐに会いにきます
ーって何事もなかったのようにこうやって易々と会いにきていいわけ?
あのあと皇女様が娘の家に 私が娘に会うのを邪魔する気です
母と子には互いが必要
両親不在で育つことに心は痛みませんか?
あの子を私に
必要ならば離縁します 他意はありません←あなたのことはもうどうでもいいのよって感じ?笑
マトラークチュと酒場で話すイブラヒム←実はこの時エブッスードに姿を見られています 後になにか…
皇女様が同居を受け入れたのになぜ断った?望んでたことでは?←はい!そう思いました!!
同居など望んだことはない!
ヒュッレム妃が娘を屋敷に送った さもなきゃ最初から今の家に入れたさ
自由に育ってほしいからだ
誰にも隷属せず 頭を下げずにな
じゃあ双子たちは?
もちろん大切だし我が命を捧げる
だが2人は生まれつき自由なんだ
知っての通り私ではなく皇族に属する者だからな
ーなるほど!ここでもイブラヒムの出自コンプレックスが出てるように思えます ハティジェとの仲違いもコレ
メフメトが回復したので宮殿に戻る一行
一番楽しかったのはミフリマーフでしたね
タシュルジャルとの別れを惜しみます
それになんとなく気付くヒュッレム
必ずイスタンブールに戻るわ!ムスタファも一緒にね!
その時も見送ってあげる 出ていくお前をね!
ああマヒデブラン
ムスタファの最大の不幸は何か分かる?
あんたが母親なことよ!!
ヒュッレム言いますねーでも皆が思ってることですね笑
戻ったヒュッレムはハレムにわざとお土産を届けてフィルーゼがいないことを確かめに
スレイマンは不在時の報告をイブラヒムからー
子供を失うところだった しかもこんな理由(ムスタファのくだらない理由での暗殺)でな
私が対処いたします
お前は自分の問題に集中するがよい
陛下とご家族の幸せより重要な問題はありません
フィルーゼの落馬も伝えます
馬とは?
リュステムが選んだ馬です 陛下のご下賜だとか
下賜?←おやおや やはりリュステムのウソですね
リュステムはそう言いました 陛下のご命令だと
怪訝な顔をするイブラヒムを見て
忘れてた と取り繕うスレイマン
ー絶対リュステムが企みのために勝手にやったことですね
なりふり構わぬって言ったのに!またもやフィルーゼ…いるのよ!
いつものように(ドスドスと笑)意気揚々と歩いているヒュッレム←もうフィルーゼはいないと安心したからですね
そこへ!!
フィルーゼが!!
ヒュッレムの驚いたこの顔!!
フィルーゼは久しぶりのスレイマンとの逢瀬を楽しみます
どういうこと?
お妃様 私にも何が何だか
落馬時にリュステム殿が殺すはずでした←こんなことサラッと言うなんてスンビュルも悪に染まってるわね
でも抱えて戻ってきました
なぜよ!理由は聞いた?
尋ねましたが彼は待てというばかり
お妃様に直接ご説明すると
メフメトの話に変わりました
婚約者を後宮に拉致されたからよ
メフメトは巻き添え←そう取りますか笑
実行犯は殺されて命令者は行方不明
でも首謀者は絶対マヒデブランよ!!
あの2日間どんな思い出いたか 生き地獄だった
命令者アッバスはみつかりませんーするとマヒデブランはそんなことよりお父上が大切だわ と←ちょっと怪しい?
あの娘を帰しなさい すぐにね
お父上はお怒りよ 先生も叱られた
女人のために未来を危うくしてはダメ
父上が私の立場なら? ヒュッレム妃のために何をしたと?←母后様の反対を押し切って結婚ですね
お父上は皇子ではない!
ご決断に口出しは厳禁よ!
ーそうなんです!ついついスレイマンがやってるのにーと思ってしまいますが世界皇帝と一皇子ではぜーんぜん違うんです
それに皇子時代は誰よりも知ってる
どんなことであれ決して父帝に背かなかった
絆を裂きかねないものはすべて遠ざけた
お前もそうして!!
ースレイマンとムスタファ 周りが違うからなースレイマンには他の皇子はいなかったしヒュッレムみたいなすごい母親はいなかったし…
帰還後ハティジェとも会います
イブラヒムの隠し子について話し合いたかった
ヒュッレムから?抜け目がない女だもの いつも災を招く
ヒュッレムに無礼な口を聞くなーま、これに関してはイブラヒムから聞いたスレイマンです
死産だと偽った報いに耐えろ
ニギャールが嫌なの!
すでに結婚したろう お前が望んだ通りに←いちいちネチネチと言うスレイマン
赴任を承認して!!
いよいよフィルーゼの秘密がヒュッレムに!!
お前には失望した!フィルーゼを見たくないと言ったはず!!
あの女を救って宮殿へ送り届けるとは!
お妃様に嫌疑が…
構わぬと言ったろう!
危険を冒さずとも追い出せます
ーと言ってリュステムが見せたものはフィルーゼのうなじにある入れ墨の紋様でした
サファヴィー朝の王族を表しますー
フィルーゼと関係が?と目をぎらつかせるヒュッレム
フランス大使はスレイマンにお目通りできました
入れ墨のことを知りフィルーゼの部屋に入ってくるヒュッレム
お前は終わりね
この部屋や後宮ともお別れ
今度はなんです?私をどこへ追いやると?
投獄せよ!!
アフィフェがフィルーゼの投獄のわけを聞きに来ます
後宮の秩序を守るためにやむを得ず
適切だからよ 問題でも?
フィルーゼは監禁する
この件はお前の手に負えない
誰であれ私の命に背いたら フィルーゼと共に首をはねる!
陛下にご報告します
すればいい!
ーこの顔かわいい♪
兄上に面会を
知ってる
その後 陛下が私のところにいらしてリュステムを赴任させよとお命じに
何を言ったにせよすごい影響力だ
1か月以内にニギャールと発つ
いなくなるのね?♪
おかげで昇進した
昇進に失望する日が来るとはな
なんだ?大宰相との離別に動揺したか?
子供が気がかりで
会えたばかりで失いたくない
遠いテケに行くなんて
ムスタファはスレイマンに反対され
先生やマヒデブランにあれほど説得されたにもかかわらず
ヘレナと結婚するとー
アフィフェがフィルーゼ投獄をスレイマンに伝えます
ヒュッレム妃が 陛下のごひいきフィルーゼの投獄をお命じに
投獄の理由は?
適切な判断だと仰せで
すごい血相でヒュッレムのところへ向かうスレイマン
一方ヒュッレムはスレイマンがやってくるのを迎え撃つ感じです
なんのつもりか?
適切な判断よ あの女は大罪人
大罪とはなんだ
そこへフィルーゼが連れてこられます
ヒュッレムはフィルーゼの秘密をスレイマンに!
この女の罪をお尋ねだったわね
本人が話すわ
皆に隠している大きな秘密を話して
秘密とは何だ?
何も答えないフィルーゼ
ヒュッレムが入れ墨を見せます
入れ墨の秘密をご存知ないわね ご存知ならとっくに斬首をお命じだった
ごひいきの女は サファヴィー朝の王族の者
入れ墨はその証し
王族が使っていた古い印の1つらしいわ
フィルーゼ?!
泣いてしまって何も言えないフィルーゼ
畳み掛けるようにヒュッレム
この者は間諜よ 秘密裏に入り込んだ反逆者!
陛下!と足元に崩れ落ちるフィルーゼ
やったわ!という感じのヒュッレム
スレイマンは出て行ってしまいました
そこがお前のいるべき場所 私の足元よ!
お前は無価値だと言ったはず
愛のせいよ!なんたる悲劇!この愛で陛下に無実を証明するわ
偽りだらけのくせに!よくも無実だなどと
誰もお前を救えない
今夜 お前だけじゃなく 私の敵全員の運命が変わった!!
スレイマンに呼び出されるイブラヒム
フィルーゼについて何を知っている?
ご寝所に出入りする者の情報は把握を
フズル提督が船に乗せ他の奴隷と共に後宮に
レイ出身のアッシリア人
知っている
だが確かか?
偽りの素性とも限らぬ!ある王族の者かも!!
ーすっかり怒りまくっているスレイマン
不可能です あり得ませぬ
女は否定しなかった つまり真実だ
女の正体を調べよ!!
牢屋にいるフィルーゼを尋問するイブラヒム
お前は何者だ?タフマースブの一族だと?
陛下にだけお話しします
あの方ならわかってくださる
もはやご尊顔は拝せぬ
では殺してください 秘密を抱えたまま死にます
急に呼び出されたイブラヒムを心配して後宮に来たハティジェ
動揺なさるのは当然 皇女様 問題は深刻です
皇女様が陛下の懐に蛇女を忍び込ませた
私を消すために皇族の未来を危機にさらした
あの者に肩入れなさってましたもの
私が無関係なら?誰が代償をはらうことに?
フィルーゼの申し開きが始まります
思いを巡らしているスレイマン
フィルーゼを尋問しました
黙秘しています 陛下に申し上げると
釈明がある様子
スレイマンはフィルーゼを入れてくれます
いつものようにフィルーゼがスレイマンに近寄ろうとするとシッシッとやられてしまう…
すべて話すのだな?まず名前を述べよ
名前は私の愛と同じく偽っておりません
私はフィルーゼ・べギュ・ハン
サファヴィー朝の王女です
フィルーゼはフズル提督の船に乗せられるまでを話します
ハティジェがイブラヒムのもとに
フィルーゼが偽るわけない!何年も後宮にいて幾夜も兄上と過ごした
間諜なら馬脚を現す
目的によるかとー
勇気がなかったのか 情報収集だけが目的か
あの者は陛下を愛し任務を放棄したのかも
私は大変なことを あの女を兄上にー
知らなかったのだ
いずれにせよ斬首だ
素性が知れたら王族の元へ帰されるか
切り札として利用された
愛のために沈黙するしかー
さもないとあなたを失う
だからキリスト教徒だと偽った
イスラム教徒は後宮の側女になれない
例外は結婚する時だけ
怖かったの あなたを失うことが
私は何者か?
ただ 世界皇帝の愛に身を崩した哀れな女よ
私はイスラム教徒で敵国の王族の者
お前は私を騙した
私の目を見ながら何度も偽りを申した
この釈明を私が信じると?
黙るしかなかった
あなたの愛で心が満たされなければ包み隠さずすべてを話し助けを求めたわ
運命に従ってきたわ 逆らったことはない
運命が最終的にあなたのもとに連れてきた
この場で命を奪って
ーフィルーゼの涙ながらの訴え
信じた?スレイマン
一方ムスタファの問題はー
ヘレナとやらが息子の心に入り込んだ
結婚すると
あの子は道義心が強い
傷つけるのがいやで追い出せないのよ
皇子の望みよ どうしろと?
私が止めても聞かないわ 何もできない
ー先生に止められても聞かないムスタファ
ヘレナを手放せと?無理だ
私があんたなら敵を排除したわ
でも今の私には息子がいる
あの子のことを考えると危険な橋は渡れない
でも結婚したらあの女も子供を産むわ
あんたが追放されるのでは?
ーフィダンとのこのやり取りはマヒデブランの企みでした
切羽詰まった様子で何でもやりそうです
これはファトマの単独行動
ムスタファが私を疑わないように!
ご心配なく 万事ご命令通りに
フィルーゼを信じてくれたか?スレイマン!どうなる?フィルーゼ
フィルーゼは牢の中よ なぜ殺されないの?
大宰相が事実を確認中です
お前の地方赴任は皇女様が望んだらしい
ニギャールを理由にね
島流しは永遠じゃない 約束する 強くなって戻るの
フィルーゼを片付けたら 次は大宰相よ
タフマースブの一族をよく知る者に確かめました
フィルーゼの話は本当です
船が撃沈され全員死んだと言われていると
フィルーゼもです
では間諜ではないと?
引き渡しを恐れたのかと
戻れば殺されますから
なんとフィルーゼはごひいきの部屋に戻されることに!
どういうこと?
あの女がなぜここに?
陛下のご命令です
フィルーゼをごひいきの部屋に戻せと
フィルーゼがごひいきの部屋に戻されたことが我慢ならないヒュッレム
来たなという感じのスレイマン
手短にせよ 政務が山積している
なぜなの?
フィルーゼを個室に戻すなんて
それが適切だ 間諜ではなかった
これまでどおりに暮らすの?
まだ処遇は決めていない
後宮に残せるようまさか結婚する気?
決断は皆と共に知るがよい
その決断は彼女だけじゃなく スレイマンと私の人生も変える
それを絶対忘れないで
さっさと帰らされるヒュッレム
一方マニサではマヒデブランの企みがー
フィダンに言われてヘレナを片付けようとするファトマ
私のせいにされたら?どうなるのよ 皇子様に殺される
ヘレナがスレイマン様を殺しに来たの
あんたは子供を守っただけ
私も証言する
結婚を阻止できるもの
スレイマンの前でヘレナを殺そうとするファトマ
しかし怪力ディアナが邪魔をします
ムスタファ殿下のごひいきを殺そうとしたんです!
ーマヒデブランに報告するディアナ
ヘレナが侵入し子供を狙ったのです
私は守ろうとしただけ
黙れ お前の性格は知っている
部屋に戻って子供の世話を
余計なことを話したら痛い目を見る!←ムスタファにバレないよう必死です
お許しください
ディアナが現れて台無しに
あの者は務めを果たしたの 皆があれほど有能なら
さていよいよフィルーゼの処遇が下されます!!
どうなった?
どうやら処遇が決まったようです
陛下のご決断は?
あの者は間諜ではない
その場合ここに残る方法は1つ
結婚です
おいで フィルーゼーいつもの優しいスレイマン
お前に関する必要な情報はすべて入手した
私の話は本当だとわかったでしょ?
それゆえ我が決断に何のためらいもない
スレイマン 私の心臓はあなたのために鼓動を鳴らす 息を引き取る瞬間まで
ーヒュッレムはジハンギルを抱き寄せ
手には毒を持ちスレイマンの処遇を待っています
フィルーゼの処遇は?スレイマンどうする?本当に結婚?!
フィルーゼに関して決定が下されました
後宮から追放されます
ーこの瞬間のヒュッレム
ああ神よ!!という感じでしょうか
私の庇護を求める者は誰であれ敵の手には渡さぬ
アヤスヤの館を割り当てる
必要な物は生涯与えられる
あなたは来るの?そこで会えるの?
これが最後だ 二度と会うことはない
退出するなり泣き崩れるフィルーゼ
ーかわいそう泣
なんで?スレイマン?
部屋に戻るとふんぞり返ったヒュッレムが笑
さっきまで髪ボサボサだったのに優位さを示そうとばかりに着飾っています
お前の負けよ わかり切ってたことだけど
私はお前の言う真実の愛そのもの
陛下のご決断が証拠よ
取引を覚えてる?
お前にはそんな勇気も愛もない
言うだけ言って毒を置き出て行くヒュッレム
ヒュッレムはメフメト皇子を使い陛下と皇子の仲を裂く気です
皇子を貶めようと必死
陛下の意思に反して結婚を決めてしまうことはなんとしても阻止せねば
ーイブラヒムからの手紙です
イブラヒムは育ての親も同じ
今後の人生に響く決断を下す前に相談するのは当然でしょ
またまたヒュッレムとリュステムの悪巧み
フィルーゼが二度と顔を見せないように!
サファヴィー王女がいたと知らせるのです
ペルシャから迎えが来ます あの女は助かりません 処刑されるはず 国を裏切った罪は重い
リュステム 私の心を読んだ?
ニギャールは子供のためには母親といた方が幸せと言ってなんとかエスマヌルを渡してもらえるようイブラヒムに言います
一方リュステムにも嫌われるニギャール
リュステムに首を絞められます
皇女様を裏切った報いだ
知ってるでしょ 私が望んだわけじゃない←何度も言いますがニギャールから誘ってます!へんな妄想をしたニギャールはなんとかイブラヒムのお眼鏡にかなうように…
追放されるフィルーゼ しかし????
馬車に乗っているとあたりが騒がしくなります
ヒュッレムとリュステムが企んでいたようにペルシャ兵が?
!!ホントにペルシャ兵です!連れ戻されてしまうのか?
するとー
アレ?お辞儀してる!
え?ヒュメイラ様???
タフマーズスブ陛下とフィルーゼ様がご心配を
え???フィルーゼ様???ここにいるよ??
やっぱりフィルーゼはサファヴィー朝の間諜だったの???名前はあなたへの愛と同じく本当ですとか言ってたのに!!あの涙は??もーーーー
フィルーゼの目的は子供を産んでオスマン帝国を乗っ取ることだったのでしょうか?長期戦ですね!笑
あれだけ泣き崩れたのは こんなに時間かけたのに失敗したーって涙?
でも入れ墨はいつかは絶対バレたはずだし?
なんかわけのわからない結末ー
フィルーゼは追放したことだし♪
着飾ってスレイマンを待つヒュッレム
しかしー
ジハンギルは就寝中か?
ジハンギルのことだけでさっさと帰ってしまう
ヒュッレムに話しかけることもなく
フィルーゼがいようといまいとヒュッレムとの仲はもう…
オスマン帝国外伝〜愛と欲望のハレム〜ああイブラヒム⑮ハティジェvsヒュッレム④
せっかく仲直りしたのにイブラヒムとハティジェの間にまたもや暗雲が
リュステムが陛下に奏上した
あの男は帝都に必要だと 昇進を撤回するよう命じられた
この件にはあまりこだわらない方がいい
なぜ気にする?お馬番だろう
ーイブラヒムも鷹匠だったから気になっている?
私の勘だ 今まで外れたことがない
蛇の頭は小さいうちに潰さねば
毒を吐くようになれば害悪を及ぼそう とりわけ陛下にな
ーヒュッレムのことで懲りてますからね笑
イブラヒムに毒を吹き込むニギャール
あなたの娘を産みました でも殺された
皇女様が殺めました
あなたの御子であり命と心のカケラでした
子殺しの女をお抱きとは残念です
よく触れられますね あの顔を平気でご覧に?
手は血で染まってる!
死産だったのだ…
スレイマンや妃たちを招いての食事会
ニコニコしてるのはハティジェだけ
ヒュッレムのイヤミにもニコニコ
場が停滞するとすかさずハティジェにプレゼントを贈るイブラヒム
ヒュッレムの顔 笑
リュステムを取り込もうとするニギャール
大宰相殿はあんたを追い出す気よ
知っての通り私も同じ 後宮にいられない
でも私たちが手を組めば対抗できるわ
ギュルフェムはハティジェとイブラヒムの仲直りを心から喜んでます
そこへヒュッレムが
祝福しますわ すてきな小芝居でした
今後私たちの幸せは誰にも壊せない
お前ほどの大ボラ吹きはいない
陛下のお心に愛の印を押したと
ギュルフェムも力添え フィルーゼが現れるまでそう思ってました
あの女はすぐ消える
無価値な女のために私に対抗する者は性悪
お前以上の性悪はいない 何人を葬った?
皇女様 真の性悪は無垢な赤子の命を奪うこと
あなたはニギャールの子を殺した!
世界一の美女だとか
これで世界一?とミフリマーフ
母上の美貌には到底及ばない そうでしょ?
そうだな と嬉しそうなスレイマン
ー実際にはヒュッレムは美人というほどではなかったようですが
とりあえずお食事会は成功
すっかり幸せに浸り切ってるハティジェ
しかしニギャールの毒が回っているイブラヒムはー
私の娘の死は?
疑念を抱いたまま生きたくない 本当のことを話せ
ーってなにその命令口調!
話してくれ 殺したのか?殺せと命じたのか?
私は何もしていない 前にも言ったわ 死産だった
ーこの女の子はだれ?!!
ニギャールの子は生きていました!!
相談できるのはギュルフェムだけです
死産だったと答えたけど信じたかどうか
真実をお話ししては?
イブラヒムが子供が生きていると知ったら絶対に捜す
ー生きてました!!やっぱりハティジェは子供を殺すなどということは出来なかったのです!!なのにヒュッレムやニギャールときたら!
もう同じ目に遭うのは嫌
知るのは私たちだけ
産婆や乳母をお忘れでは?秘密は皆で抱え込めません
子供は屋敷に迎えない
イブラヒムは子供のために家を建て家庭を築く
私たちとは別の離れた所に
耐えられないわ
イブラヒムの家庭は一つ 2人の子供と私よ!
エブッスードとスレイマンの間も近くー
一方エブッスードが気になるスレイマンは裁判を隠れて傍聴しに
すっかり感銘を受けました
ミフリマーフの出現でヒュッレム同行になった感のある子供たちとの遠征後初のお出かけ
本当ならフィルーゼ同行の話でしたがー
すっかりウキウキで旅行の準備をするヒュッレム
そこへスンビュルがー
陛下はジハンギル殿下だけご準備をするようにと
どういうこと?私は?あとは誰が?
ーフィルーゼがまいります
エブッスードのことについて話すイブラヒムとスレイマン
法を見直したいのだ 改革と刷新の時期だと思う 師も同じ考えだ
未来の秩序を構築する革新であるべきかと
エブッスード師は知恵と経験の宝庫
しかし師は慣習法よりイスラム法を尊重します 均衡を保つのが肝要です
イスラム法が最優先だ それを忘れるな
ーこの辺りでもイブラヒムとスレイマンの確執が?
ミフリマーフがフィルーゼの敵として際立つ動きを
ジハンギルは行かせない!私といるの!
ミフリマーフはスレイマンに反発を
狩猟の館に行きたくない
私は行かない
フィルーゼも行くとか いいえ どこだろうとお連れになって
でも私は母上が一緒じゃなきゃ行かない
この旅行のことで言い合うメフメトとミフリマーフ
私の前だと忘れた?ケンカはおやめ
たとえ私のためでもよ 分かった?
お父上に無礼を働くとは 理由が何でもダメ
お前の父親は皇帝なの それを忘れないで
すぐ謝れば許されるわーすっかりなめられてるスレイマン笑
彼女が何を?誰も教えてくれない とメフメト
父上のごひいきなの!
そこへスンビュルが 陛下はフィルーゼをお連れしないことに
作戦成功ね♪ーああすっかり嫌な子にミフリマーフ
フィルーゼはハティジェにご報告
おそらくあの方が反対を
兄上は娘のためなら世界すら破壊する
仲良くして!
私はお好きなのです いつかきっとお許しが
フィルーゼとミフリマーフの仲がこじれたのはハティジェのせいだよ!
ヒュッレムの行動は思ったより慎重だわ
感情を抑えてる でもカッとなれば過ちを犯す
方法は一つ
兄上が木曜の夜を共に過ごすのは寵妃だけ
この慣習を一度でもお前が破らせたら
ヒュッレムは終わりよ
スレイマンは狩猟の館に 再びヒュッレムが動きます
まずアフィフェを排除する
アフィフェのもとに皇女様の使いが
残るは一人 ニギャール
一番危険なのが彼女です 前回は邪魔しました 絶対に信用できません
私に任せて
ヒュッレムはニギャールを逆にフィルーゼとの対決の場に連れて行きます
アフィフェはハティジェ皇女様のお屋敷に
陛下は狩猟の館
キラズは洗濯室で手足を縛られた状態
ニギャールはここにいる
お前を守る人間は1人もいないわ
私を殺すと?
『もう一度命を狙うことがあれば 対処せざるを得ない』と
今がその時よ!
私が自殺したなんて誰も信じない 陛下が代償を払わせますわ!
たとえそうだろうがお前は見られない!
手下に命じてフィルーゼの首を輪をかけさせるヒュッレム
お屋敷に行ったアフィフェ
おそれながら皇女様のご命令では?
私が呼んだと?
ハッ!!フィルーゼ!!
フィルーゼが殺されてしまう!!急がなきゃ!!
ハティジェがヒュッレムの所に乗り込んできます
フィルーゼは?
彼女の身に何かあればお前の責任とみなすわ
私は無関係よ まさか行方不明?
脅迫はおやめに
三日天下の娘のために無礼は許さない
三日天下どころか兄上のごひいきよ
あんな女最初から存在していない
お前の愛を潰したわ
そんな女はいないと言ったはず この世にはね
殺したのね?そうでしょう 兄上に知らせるわ
ご寵愛の娘をお捜しになる
ヒュッレムとフィルーゼの取引
ーフィルーゼはそのままの場所に座り込んでいました
どうしたの?ヒュッレムは何を?
ーペルシャのみじめな小蛇
今は生かしてやる なぜかわかる?
お前の命などに価値はない 好きな時に奪えるわ
これは強い薬よ ほんの数滴で心臓は破裂
これを私は持ち歩いている
自分に約束したの
もし陛下を 私の心の皇帝を失ったらこれで命を絶つと
愛が存在理由だからよ!
私の愛はお前を消滅させる それを見届けな
殺さなかったことを後悔しますわ
その自信があるなら取引しましょう
いずれどちらかが負ける
その日が来て負けたのが私ならこの毒を飲む
お前は?
ためらいもなく
ーこうしてヒュッレムとフィルーゼは取引をしたのです
どちらが陛下の愛を勝ち取るか
女と女の戦いなのでハティジェには何も話しませんでした
ー話しとけばいいのに
何か隠してます
脅されたのよ それで黙ってる
真実を調べて!
母上 ご機嫌ねーフィルーゼを懲らしめたからですね
フィルーゼを追放?ーあんなに仲良かったのに逆にヒュッレムを煽るような立場を取るミフリマーフ 嫌な子です
関わるなと言ったはず
ー娘がこんなくだらない?問題に関わるのは気に入らないヒュッレム
アフィフェに公正を説くヒュッレム アフィフェどうなる?
ハティジェはイブラヒムに報告を
ヒュッレムが恫喝したのよ 今にも殺される
もう関わらないでくださいーイブラヒムもヒュッレム同様です
昨夜のことで陛下を煩わせたくないアフィフェはヒュッレムのもとに
私はフィルーゼを守るために万全の対策を講じねばなりません
誰に対しても公正でいたいのです
公正?
それはどんな正義?
宮殿に来た時私は一人だったーマリアがいたよねー
孤立無援よーマリア すっかり忘れ去られてるよ
全員が敵だったー自業自得だったよねー
大宰相や皇女様ー皇女様とは仲良かったはず
亡き母后様 マヒデブラン 全員よーマヒデブランは仕方ないよね 母后様は公平だったよ
追放もされ 罰も受けたー理由がありました
何度死にかけたか
皆が私をこう呼んだ
冷血女 魔女 妖術使い 毒婦
でも私への仕打ちには口をつぐみ 誰一人語らないーだったら自分のしたことは?
フィルーゼは皆を味方につけたー確かにヒュッレムへの対抗馬ってのもあるけどいい子だからねー
皆が結束してあの者を守り私の懐に忍び込ませて私を笑い者にした
これが公正なの?アフィフェ
わからなくもない 皆 私とは因縁がある
でもお前はなぜ敵対する?
私の後宮出納官でしょ
私はスレイマン皇帝の正妃 皇族に5人の子を授けた
その私が側女に劣ると言うの?
ひいきしろとか 黙認しろとか言わない
お前を侮辱するような命令もしない
ただ公正でいて
お前が言う正義があるなら私にも適用してほしい
ーアフィフェ ヒュッレムにほだされないでよ!!自分にいいようにしか言ってないよ!
昨夜のことを話した?
お妃様に挑むとはよほどの勇者か愚か者ね
私とお妃様との問題なのでー
何か考えが?
あるわ どうなるか見てて
狩猟の館のスレイマンとメフメト
スレイマンはムスタファの時と同じように大きくなった息子に対し敵対しうる感情を抱きます
お前の誕生の時夢を見た
部屋に入ると暗くて何も見えなかった ロウソクを灯そうとすると光がさした
月光の如く出現し玉座を照らしていた
目を凝らすとお前の姿が見えた
玉座の上で眠っていた
イブラヒムはフランス大使と交渉中です
お望みの情報をついに入手できました
国内外の要人は1人も漏らさず調べ上げました
全員の重要情報がこちらに集約されています
これは何のためですか?
誰と懇意にすべきか知りたい
イブラヒムが去るから
私が決める
あの者がいては落ち着けない
フランスは耐えられませぬ
スペイン王に唯一抵抗する我が国が屈すれば全キリスト教世界が貴国の敵に
陸海軍の支援を
戻ってきたスレイマンにすぐさま謝りに行くミフリマーフ
許して 悪気はなかったのー作戦とか言ってたくせに!
母上がお嘆きだったから
私の勝手な振る舞いを母上はお怒りにーヒュッレムをいい母親だと印象付けてます
結局は娘に甘いスレイマン
エブッスードがスレイマンのもとに
フランス大使との面会を報告するイブラヒムなんてそっちのけ
あとで聞く 下がれ
ハティジェを訪ねるヒュッレム 目論見があってです
その時産婆がいたのをめざとく見つけるスンビュル
何の用?
フーリジハン様がご病気で…
医女でもないのに?
スンビュル もうおよし!
スンビュルはハティジェにカマかけます
ご令嬢 どうぞお大事に
何のこと?
フーリジハン様がご病気だと
どういうこと?
ヒュッレムも気づいた?
ハティジェはヒュッレムが来る前ギュルフェムと相談を
養子に出せば少なくとも両親は揃う
よいお考えですが誰に?信頼できる者が?
またもやヒュッレムのハティジェに対する嫌がらせが!!
ヒュッレムの目論見とはー
皇女様の愛する夫君は未練を残し あの者を忘れてません
お疑いなら後宮に行かれたら?
ウソよ
密会の場にして人目を忍んで会ってる
今そこにいるはず ご自分の目でご覧になってー
何の用だ?とイブラヒム
ー密会なんてしてません ニギャールに呼び出されたようです
ヒュッレムに付くのは得策か?
あの方は私たちの復縁を望み私をここへーハティジェに見せるためのワナです それに利用されてるだけのニギャール
私も心からそう願ってやみません
お前は主人のもとへ帰れ
私がどんな目にあったか 全てあなた様の責任ですーすべてじゃないよねー
私は何も求めず 不平も言わず 命懸けで愛しました
すべて受け入れました
お前が妊娠したことを隠すからこんな結果に
私は何があろうとお前と子供を守った
でもこの通りだ
しかもお前を売ったヒュッレム妃に仕えるとは
あなた様は?
子を殺めた女と…
だまれ!
皇女様は赤子を殺めるほど残酷な方ではない!!
私の罪は何です?私への愛は?
ー戻ってきたハティジェ
やめたわ 行けなかった
前は潔白だった?浮気はぬれぎぬ?
二度目もあるかも
許しも請わず悔いもしない
怖かったの 二人を見ることが
ぶざまね 落ちたものだわ 誇りも失った
おやめになって ヒュッレムのおもうつぼ
傷つけ動揺させたいのです
見事だわ
殺されかけたフィルーゼ いよいよ動きますか?
狩猟の館から戻ったスレイマン
部屋に篭りきりのフィルーゼに会いにきます
戻ってくださっただけで十分です
フィルーゼを抱きしめるスレイマン
ー首のあざに気がつきます
これは?何があった?
ースレイマンが来るとわかってわざと首のスカーフを外したフィルーゼ
やりますね!
手応えは?
もう一度大宰相殿の気を引けと?
脈はあります
私に未練がおありです
ーニギャールおかしい?!
あらゆる手管を弄してもう一度悩殺しなさい
そこへスレイマン
木曜の夜だもの 共に過ごすのが待ち遠しい♪
準備しておくわね♪
ウキウキで準備するヒュッレム
皇女様に動きは?どうしたのかしら
まあいいわ 今夜の私は上機嫌だから♪
着飾ってご寝所に向かうヒュッレム
しかし!!
陛下は女人とお過ごしですーと止められます
部屋の中では指輪の出来上がりが待ち遠しいフィルーゼ
愛の証を指をはめるのが楽しみ♪
女人って誰よ!
フィルーゼ様です…
ガーン!!
フィルーゼとの取引に負けたヒュッレム
ヒュッレムから贈られた鏡がスレイマンの心を揺さぶりますー
ヒュッレムはショックで魂が抜けたように歩きます
自分の部屋に戻ってきたヒュッレム
毒を飲もうとします
しかしアフィフェが!やっぱりほだされちゃったみたい
そこへー
アフィフェが現れてヒュッレムを抱きしめます
なんてことを!自害しようなどと 5人の御子様を置いていかれるつもりですか? お気を確かに!我が妃よ!私がおります
ーあーあこの間ので説得されちゃったよアフィフェ
ダイェもそうだったしヒュッレムはホント話術が巧みなのよ
フィルーゼに約束の件を持ち出されます
ご自身が愛と呼ぶものを失ったら毒を飲むとー
正しいわ そう言った
木曜の夜は私のもの 愛が消え去った証拠です
そのとおり 木曜の夜を奪われたらお前の勝ちを認めた
奪いました
私を騙せると?部屋に帰されたくせに
ーアフィフェが告げ口を!
傷つかれることはありません 陛下はフィルーゼをお泊めになりませんでした 夜伽はなかった お妃様が戻られた後フィルーゼもおかえしにー
やっぱりあの鏡が効いたわね!
それでも昨夜陛下に呼ばれたのはお妃様ではなく私です
重要なのはご寝所に泊まることよ
木曜の夜は今後もありますー
ーアフィフェめ!!
木曜の夜のことは何もなかったかのようにスレイマンの元に現れたヒュッレム
ー大人になりました 今までだったら喚き立ててさらに嫌われたのに
宗教寄進をしたい 大きな救貧院を作るの
ースレイマンが予算を計上しようと言うと
いらないわ すべて私の財産で行う
ーってどれだけもらってるのでしょう?お妃としての公金もあるだろうしスレイマンからの贈り物もあるだろうし
散財した時のマヒデブランとは大違いです泣
ーこれで要人の奥様たちと仲良くなれます
イブラヒムはニギャールに頼まれた通りにリュステムと結婚させることに
厄介払いができるのでハティジェもニコニコです
納得できないのはリュステムだけ
お前の仕業か?
まさか私も初耳よーウソ
阻止して欲しいの?私との結婚は嫌?
大宰相殿はあんたを
皇女様は私を排除したいの
2人まとめて消す気だわ
そうはいくか
ハティジェはヒュッレムのもとへ
全部お見通しよ
哀れなニギャールを使って夫に罠を仕掛けたわね
私は彼を完全に信頼している
お前の卑劣なゲームには付き合わない
ニギャールはリュステムと結婚する
スンビュルにも会いました
最近の態度は気に入らないわ
夫も不愉快と
私は命令に従う身です 逆らえません
道を誤るな!
そんなしおらしい態度をしたかと思えばすぐに前回ハティジェの屋敷で会った乳母を尾行するスンビュル
ハティジェに先手を打たれたヒュッレムはイライラ
ニギャールがリュステムに嫁ぐ
連中は一石二鳥を狙ってる
しかしスンビュルが重大な報告を!
まさに激震が走る新事実です!!
ヒュッレムがニギャールの子を見つけ出し自分の元に匿います
リュステムの結婚がニギャールの企みだと知ったヒュッレムはニギャールを呼び出します
大宰相にまだ愛されてると?
リュステムに迫ったのは知ってる
彼との結婚を手札にお前は強くなり敵の懐に近づける
どうやったの?
大宰相殿にリュステム殿に嫁がせてと頼んだだけです
返事がなかったので嫉妬だと思いました
私の結婚など許さないとー
思い違いね 笑
手札を手に入れたヒュッレムはイブラヒムを脅します ついこの間毒を飲もうとしたのに
陛下はお部屋に フィルーゼはおりません
ーからかうイブラヒム
素敵な情報をどうも
ニギャールはいるわ 結婚させれば排除できる
また偽装結婚?また離縁させて囲うと?
お妃様には関係ないこと
ー相変わらずニギャールの子のことを持ち出してくるヒュッレム
誰がなんと言おうが 皇女様は赤子の命を奪ったりせぬ!
しかしもうすでにニギャールの子供を手に入れているヒュッレム
まったく同感よー今までとはガラッと変わりました
そんなに残酷じゃない
その場合残る可能性は2つ
本当に死罪だったか もしくはどこかで生きてるか♪
イブラヒムに疑念を植え付けました!
考え込んでるイブラヒム
ヒュッレムの言葉が効いてます
ずっと気にかかってることがー
ギュルフェムを呼び出しました
ある噂が宮殿内でささやかれてる
それによればニギャールが産んだ子供は 私の子供は
死産ではない
皇女様が殺させたと
そんな噂を信じてはなりません
虫も殺せぬお方が赤子の命を奪うでしょうか
赤子は死産で埋葬されました
ならば墓がある!
ヒュッレムのいない隙にジハンギルがスレイマンの部屋に
フィルーゼも一緒です
ジハンギルはフィルーゼが大好きです
お母様はお前が嫌いだって
悲しそうな顔をするフィルーゼ
すかさずスレイマンが慰めます
ギュルフェムに聞いた場所で我が子の墓を探すイブラヒム
ありました!中には何も!
ー私の子は生きている!!
皇子の心を掴んだな
陛下の鼓動が息づくお命はこの上なきもの
おそばにおいていただくだけで十分です
そこへミフリマーフがジハンギルを連れ戻しにきます
どうやらヒュッレムに頼まれたからではなく自ら行ったようです
自分の子供が生きていると知りヒュッレムを呼び出すイブラヒム
早速呼んだわね
私の子は?生きてますね?
生きているわ
母親似よ 私だけが知る場所に
私に渡してください!
どうか娘を私に
もちろん渡すわ
ただ…
フィルーゼよ
フィルーゼを追放して!
二度と戻れないようにすれば娘に会わせる
フィルーゼはミフリマーフが口も聞いてくれないことを訴え自分がスレイマンを独占しているのが間違えだと嘆きます
願いは一つ
御子を産むことー
スレイマンもそんな気持ちが嬉しいようです
また愛の詩をー
幼子だろう!
計略の道具に使うな!
フィルーゼは皇女様が送り込んだ私への刺客
あんたもあの女の庇護者
あんたたち夫婦はご寝所に口を出さず己の悩みに専念したら?
黙って従え!
フィルーゼは追放する!手を下すのはあんたよ!!
別の我が子を抱きしめて眠っているハティジェの姿を朝まで見つめながらイブラヒムは何事か考えてますー
子供を巡ってまたもやあらそうイブラヒムとハティジェ
ー翌朝
ハティジェをじっと見つめ動かないイブラヒム
耐えきれずに話しかけるハティジェ
我が子の埋葬をお命じに?墓を見つけた
生きているのか?
死産だったということを再び口にするハティジェ
ウソをつくな!!
もうやめてくれ!!
リュステムはニギャールと結婚させられたことが不満です
私にも自尊心が
不貞関係は誰もが知るところ 私が笑い者に
ヒュッレムは取り合いません
子供は生存を?
大宰相にはフィルーゼ追放が返す条件だと
子供は思いもよらぬ場所に隠したー後宮にね
ムスタファ皇子の近況は?
一挙一動知りたい!引きずり下ろしてやる!!←マヒデブランだけでなくすっかりムスタファも敵になってしまいました
大宰相殿が許しませぬ ムスタファ様が湖なら大宰相殿は川
川を遮断せねば湖は干上がりませぬ
墓のことは誰かの入れ知恵?
ずっと隠してたのか?私の子供だぞ!私の命や血の一部なのだ
殺すべき命を生かした!殺せなかった
それを責めるの?
すべては私の責任だ!
赤子に罪はない!それでも人間か?
ーだからー殺せなかったって言ってるじゃない!ハティジェはずーっと悩んでたんだよ!自分が一番悪いのにきちんと謝りもしないで許されたってのにひどい言い方!!
それにしても背の高い二人がテーブルの端と端から立ち上がってぶつかり合うって迫力ありますねー
どうしろというの?屋敷で暮らす?
ニギャールも呼んで皆でのんびり暮らすわけ?
私を非難しないで!私はあなたにもニギャールにも赤子にも公正に対処したー過分なほどにね
子供に会いたいなら居場所を教える…
あなたのせい?
私が口を滑らせたことが?
墓を問われ仕方なかったのです
なぜ突然疑い始めたの?←ヒュッレムのせいです
よもや掘り起こすとは
ともあれ大宰相殿はご存知です
あの子はダメ 屋敷には迎えない
大宰相殿は娘に家をあてがいます
別の家庭ができますが耐えられますか?
何が言いたいの?屋敷に迎えろと?
子供はいませんでした ヒュッレムの言いなりになるしかないのか?!
皇女様から伺った場所にはいない
ヒュッレム妃には多数の土地屋敷がーその1つにいる
どこだ? とスンビュルを呼び出し聞きます
一体なんのことですか?
大宰相の子をさらったろう?
首が肩の上に乗っていてほしいならウソをつくな
私の子はどこだ?
私は何も存じません
言うんだ!!言え!!私の子はどこだ!!ー首を締め上げるイブラヒム
そこへヒュッレムが
提案したでしょ?返事は私に言って
フィルーゼはミフリマーフとなんとか仲直りしたいです
ちょうどそこへタシュルジャルからの手紙がー
よく顔を出せるわね 出てお行き
皇女様 手短に済ませますので
母上の敵は私の敵だから
敵ではありません 決して皇女様の敵では
何年も礼を尽くしてお仕えしました
皇女様はお心を開いてくださいました 私を信じ愛してくださいました
私が誠心誠意お仕えしたからです
皇女様のお心が愛のために脈打つように私の心も脈打っています
どうかご理解をー
母子の束の間の出会い
明日が結婚式のニギャール 寝付かれずにいます
そこへ
一人の女の子がー
誰の子? 慌てて飛んできたスンビュルに問いただします
スンビュルは適当に取り繕います
ニギャール頼むから内密にー
あんたは結婚式 私は葬式
板挟み状態なのよ!大宰相殿と皇女様の!←ヒュッレムの間違え?
名前は?
カデルよー
ヒュッレムは政治的にも自分の力を広めようとしています
高官の奥方を招待した
臨席を望むのはミフリマーフだけ
エブッスードの快進撃
エブッスードの重用は他の軍法官の反発を買います
陛下のご判断であるー
またほかの宰相たちにも受け入れられません
一方ヒュッレムも高官の奥方を味方に
お招きの理由をご存じ?
美しい方よね 陛下を魔術でたぶらかす必要はなさそう
魔女には見えない
母后様は崩御されマヒデブラン妃は地方へ
敵なしだわ
よく来てくれました
宗教寄進を行いたいのです
すべて私の財産で行います みなさんには私の名を冠したワクフの運営に貢献してほしいのです
ー頭いいですねーワクフによって後世まで名が残る上に高官たちを操ることもできて一石二鳥です
そこへ!
呼んでなかったハティジェが!
スレイマンとイブラヒム
法改正のことやフランスとの交渉のことなど政治的な会話を
やはりイブラヒムはスレイマンの右腕としてとても優秀です
一方スレイマンはすぐにイブラヒムの悩みに気づいてあげるーいい関係です♪
どういうつもり?自分は母后だとでも?
善行をするのに母后になる必要があるとは
お前の善行など1つもない!これも自分のためでしょ!絶対よ!!←感の鋭いハティジェ 正解です
なぜ後宮に?ニギャールが結婚するから?
そこへニギャールがお別れの挨拶に
リュステムに嫁いだニギャール
最初からすれ違いです
何を考えてるの?
娘には会った?
家はもぬけのから
ヒュッレムだ フィルーゼを追放すれば返すと
またヒュッレム!というようなハティジェの顔
エブッスードがイブラヒムの屋敷に訪ねてきて庭の彫像を見ました
あなたも偶像と?
大宰相殿が彫像の前にひざまづいて祈っているなら別ですが私にとっては石でしかありません
それを聞いてとても喜ぶイブラヒム いい笑顔です
向こうで話そう 老師よ
スレイマンを巡って一方的にイブラヒムが敵視してただけのようです
翌朝のニギャール
おはよう 朝食を用意したの
…好きな人がいるのね
その時リュステムの脳裏に浮かんだのはミフリマーフ!!
そんな女はいない
運命じゃない 大宰相の嫌がらせだ
イブラヒムの博識さに感銘を受けるエブッスード
閣下を知るにつれ早くお会いしたかったと悔やむばかりで
私も同じだ 法官殿
いい感じです♪
フィルーゼと会ってるとか 甘い顔はダメよ
メフメトがクララと一緒にいるところにヒュッレムとミフリマーフが
息子の行動を把握したいだけ
子供扱いはもうおやめください
生意気になってきたメフメトにヒュッレムが
私が生きている限り変わらぬことが1つ
私の味方でいなさい 絶対逆らうな
私に反抗しないこと!わかった? 誰のためでもーいいわね?
ミフリマーフは?
よろしい
すっかり貫禄ですねー先にマヒデブランを見てるせいかきちんと子供たちを制してます
フランスとの交渉はまだ続いてます
ベネチアはカールと同盟を結びました このままではベネチアは我らの敵
貴国とフランスで遠征を イタリアは手薄です
我々と軍事同盟を結ぶというのか?
通商協定なら?
ーこの時もイブラヒムの理解力などやはり有能さを感じさせます
高官の奥方を招いたの 皆さんワクフに貢献してくれると
ワクフのために代理人を任命しなきゃ
リュステムがいいわ
リュステムは将来有望な人物だ
でも大宰相殿はニギャールと結婚させた
あなたから遠ざけたいのよ
イスケンデルは処刑 私も追放されそう←フィルーゼの追放を画策してるくせにいけシャーシャーと
ヒュッレム!!
皇女様を裏切り『スルタン』と名乗り ムスタファを皇帝にしようと画策してる 悪行は数えきれない←ヒュッレムの方がひどいです イブラヒムのはほとんどがヒュッレムの捏造ですがヒュッレムのは本当です
他の人間なら首をはねられてる
ーお前が他の人間ならどうなっていると?
よく言ってくれました!スレイマン!!でももっときちんと怒ってよ!!このあたりで止めちゃうからヒュッレムはどんどん増長する!
マニサではムスタファに皇子が生まれました♪
フランスとの交渉をスレイマンに報告するイブラヒム
ご先祖の悲願だったロードス島とベオグラード同様
陛下はイタリアも必ず落とされます
メフメト2世が断念したイタリア征服をこの同盟で果たせるかも
やはりイブラヒムは有能です
提案は検討した?返事を聞きたいの
フィルーゼを追放します
二度と戻らない形でよ
二度と戻れません
嫌疑がかかると困るわ もし私の罪になったらこの密約を陛下に話す
私はやるべきことをする
我が娘はどこに?
フィルーゼを消したら渡す
この間の説得がきいたか?ミフリマーフが少し軟化したようです
フィルーゼの歌を?うっとりするぞ♪
竪琴の腕前も見事だ
私も習いたかった
続けるべきだ
そこへムスタファの皇子誕生の知らせが
あの女と食事してたのね
でも吉報がある
ムスタファお兄様に男の子が
どこが吉報?
屋敷に戻るわ フーリジハンが病気で看病しなきゃ
フィルーゼは?うちに来させて 力を借りたい
明日は皆でマニサにお祝いに行きます
愛するマヒデブランに会いたくて
時が来たらメフメト様も地方に赴任されます
お妃様もここを出ていくことに
そんな先のことを?お前はいないかも
ご提案の件ですがー
フィルーゼは港の船の上です
ーイブラヒム!ヒュッレムの言いなりなの?
フィルーゼ追放!!
ハティジェの屋敷に向かうフィルーゼ
まだなの?いったいどこへ?誰なの?どこへ連れてくの?
船に乗せられるフィルーゼ
そこにはスンビュルが!!
オスマン帝国外伝〜愛と欲望のハレム〜ああイブラヒム⑭ハティジェvsヒュッレム③-2
イブラヒムに呼び出されるリュステム
テケの軍政官に任命されたのを辞退します
私に出世の野心はなく陛下のおそばでのご奉仕が望み
どうかお考え直しいただけないでしょうか?
考え直して欲しいだと?
なんという無礼千万!
法に則り褒賞として地方の軍政官に任命するのだ
礼も尽くさず異論を唱えるとは何事か!
思いあがるな!留任したい理由でも?!
ー野心満々のリュステムはスレイマンの側であわよくば登り詰めたいのです 最近はヒュッレムの覚えもめでたくこのままいたいのです
ジハンギルはフィルーゼが大好きです
悲しまないで 来られる時は参ります
ずっとそばにいて
なぜお母様は怒ったの?
急いで 母上が戻る前に出ないとーミフリマーフがジハンギルのため内緒で連れてきたようです
しかし!
そこにヒュッレムがー
子供たちに近づくなと言ったはず
母上 私が呼んだの
ジハンギルのために
また来てねーとかわいいジハンギル
この者のせいでは…とフィルーゼをかばうミフリマーフを制すヒュッレム
大胆不敵な者がなぜ弱いふりをして隠れた?
ーだからーハティジェたちに命令されて仕方なかったのよーヒュッレムに殺されちゃうし
怖くてー
お妃様のことではなくー
陛下を失うことがー
フィルーゼも言いますねー
手中にないものをどうやって失う?
陛下のお心に私以外の女人は入れない
お前はただのみじめな女
ーっていい加減ヒュッレム認めなさいよー
お前など生かすも殺すも私次第
また精一杯の強がりですね
トバッチリはミフリマーフにも
二度と家族の前で赤の他人を擁護しないでー決して
リュステムはヒュッレムに言いつけます
やはり私を遠ざけるつもりです
テケ軍政官に任命を
汚い男ね 陛下には?
奏上しましたら大宰相殿とお話をなさると
様子を見てダメなら私から話す
お前は手放せない
例の件は今夜決行する
ーいったい何を?!!
いよいよエブッスードがスレイマンのもとに!
法官への苦情に目を通した
内容が共通しているから事実に相違ない
どんな役職や地位にいても虐待行為は許せない
調査中の事案です
ここに呼べ 余が問いただす
イブラヒムは遠征の失敗をチクリとスレイマンに
我らの遠征が長引かず陸上支援ができたならチュニスは守れましたーせっかくフズルがチュニスを取ったのに援護がなく手放すことになったのでしたースレイマンがイスケンデルの作戦を支持したためです
そこへエブッスードが
私は法令集に書かれたことを適用しているまで
そうだとしても罰が厳しすぎないか?
法令集とはいえすべて網羅していないからです
正論である だが気になることが
常に法令に縛られるものではありません
良心に照らして判断することも
さもなくばこれを読めば誰もが法官になれることに
私の良心は痛んでいません 注意喚起にもなります
十分だ 法官殿の姿勢を見習い民の権利を守るように
正義のないところに慈悲はない
そなたのような年長者の知恵は貴重である
すっかりエブッスードを気に入ったスレイマン
イブラヒムは訝しんでます
なにか企んでいるヒュッレム 今夜決行って?!
スレイマンと過ごすフィルーゼ
この石 トルコ石だわ♪
好きか?
故郷の女性は皆 大好き
これでなにを作るのですか?
お楽しみに
私のなの?
フィルーゼのためのものでしたー
ーヒュッレムも自分のためのものだと思ってたよースレイマンがはっきりしないから問題に!
仲睦まじい二人を下の部屋から見上げているヒュッレム
食事は厨房を出ましたー
素晴らしい 今夜は安らかに眠れそう
スンビュルもリュステムも動いてます
これからなにが起こるのか?!
愛の詩を詠み合う二人♪
しかしそこにスンビュルが
食事をしてろ すぐ戻る
ジハンギルの具合が悪いと呼び出されたスレイマン
ヒュッレムは綺麗に着飾ってますねー
ー他の女を認めるのは私にはつらいわ
でもあなたが求めあの女に喜びを感じるなら何も言わない
ただそばにいて
他にはなにも望まないから
ーなんか殊勝なヒュッレム
殊勝なヒュッレムの態度に喜ぶスレイマン
しかし!抱きしめられながらなんか考えてますよ!ヒュッレムが!
実のところー
食事を取って椅子の上に倒れているフィルーゼ
そこへリュステムが!ー勝手にはいれるの?!
そしてフィルーゼを抱き抱えるとーテラスからー
そこへ!!ニギャールが!!
いったい何を?死んでるの?
いや寝てるだけだ
彼女を置いて 行くわよ
誰の得にもならない やめなさいってば 放すのよ
あなたとヒュッレム妃が窮地に陥るだけ
ニギャールに説得され立ち去るリュステム
うれしい言葉だ 皆のためにも一番よい
フィルーゼのもとに戻ろうとするスレイマン
ジハンギルが起きてきます
フィルーゼが来ないんだ
お母様がダメだと言うの
睨みつけてるヒュッレム
イブラヒムとハティジェも今夜がヤマのようです!!
イブラヒムはハティジェに呼び出され屋敷に戻ります
ーこの前思い出させてくれたわね
私への最初の手紙のこと
取っておいたの 最後の手紙もあるわ
最後の手紙にはー
離縁をお望みなら躊躇なさいますな
己の行いに少しも後悔がないからですーと書かれていましたね
これは燃やして
今すぐ火にくべて欲しい
あなたの言葉すべてを手紙と共に灰にして
燃やしてくれたら過去は忘れる!!
ー許してくれるようです
手紙を突きつけるハティジェ
手紙を燃やしてくれたらすべて忘れる
しかしー
イブラヒムは立ち去ってしまいます
イブラヒム!
イブラヒム!!
呪われるがいいわ!あなたなんか大嫌い!!もう嫌よ!!!
ーなぜせっかくのチャンスを?イブラヒム何を考えてる?
泣き叫ぶハティジェ
なぜよ!なぜ私をこんな目に?
手にしていた手紙を自ら火に投げ入れるハティジェ
するとー
イブラヒム戻ってきました
ハティジェが自ら燃やすのを待っていたようです
ハティジェに命令されて燃やしたのでは今までの関係のままだと思ったのでしょうか?自ら燃やさせることによってイブラヒムの優位を保った?
放して! 行ってよ
ハティジェ 皇女様
シーッ 落ち着いて 分かったから興奮するな
そうだ落ち着くんだ 大丈夫だー
作戦成功!?
なだめることができたようです
ニギャールに従ったリュステム
やめて正解よ さもなきゃ共倒れだった
誰の指示だ?
誰でもない 自分で判断した
ウソをつくな 脅しやがったくせに
誰にも言わないわ 私が裏切るわけないでしょ
忘れた?あなたは命の恩人よ
スレイマンが戻ってきましたがフィルーゼは具合が悪そうです
自室で休め
嫌よ そばにいたい
フィルーゼは無事です
なんて?
リュステム殿は私が止めました 考えがありまして
フィルーゼを殺せば疑われます
追放が最善策かと
私に指示する気?
お守りしたいだけです
お前は誰?魂胆は?誰の手先?もはや知らない女だわ
復讐に力を貸すとーその日までお妃様に仕えます
今も暗闇なのよ お前は太陽を失った
今度私の邪魔をしたらオオカミに食わせる
ー確かにあの時フィルーゼを殺してたらヒュッレムは処分されていたでしょう
頭のいいヒュッレムにしては頭に血が上ったか ひどい作戦です
言ったはずでしょ ニギャールに注意しろと
あの女は二枚舌だわ
後宮に置かない方が…
心配いらない 用が済むまでよ
そこへフィルーゼが
フィルーゼ 私を怒らせるな
無礼にも勝手に入るとは
昨夜のこと 知ってます
私を殺そうとしましたね
殺す?
わたしがやったなら 今お前はいない
もう一度わたしの命を狙うことがあれば対処せざるを得ません
ーフィルーゼ 宣戦布告です
ああよかった♪ハティジェの幸せそうな顔♪
2人とも狩猟の館に行きたいか?
うんお父様♪
笑顔で見守るハティジェ
祈ってたの 幸せが続きますように
イブラヒムも笑顔です♪
今夜は夕食会を開き 陛下やお妃様方をご招待しよう
敵味方に知らしめるんだ
我々の愛としあわせは誰にも破壊できぬと
そんな幸せそうな風景を窓の外から見るニギャール
アフィフェにはハティジェの命令でーと言い
ハティジェにはアフィフェの命令でーと言って取り次いでもらうニギャール
せっかくの子供たちとの笑顔の時間だったのに
ヒュッレム妃の件でご報告を
昨夜行動に出ました 私がいなければ今頃葬式です
誰の仕業?言いなさい
分かりません 被り物をしていてーウソをつくニギャール
兄上にご報告は?
していません 証拠がないもので
ご存知のとおり 誰も私の言葉は信じません
ヒュッレムがまた狙うのは確実ね
フィルーゼを必ず排除する気よ 墓穴を掘ってるとも知らずに
引き続き探って
私の悩みもお薬もあなたなのです
ジハンギルの痛みを癒してくれてたらしいな
お前に懐いてる
私も大好き 会いたくてたまりません
でもお妃様に許していただけず…
今度外出する時にジハンギルも連れて行こうと言うスレイマン
すっかりラブラブです
せっかくいい感じのところに現れるミフリマーフ
お邪魔だった?
わざとらしくスレイマンと腕を組んで フィルーゼは後ろからついて行くハメに
外出にミフリマーフも誘うスレイマン
ヒュッレムが来ることになりそうです
ニギャールを信用するな
ご側近ではー
皇女様に情報を流していることもバレてしまいます
イブラヒムは食事にスレイマンを招待します
ハティジェ皇女様もお待ちです
陛下もご存知の皇女様とのわだかまりがやっと解けましてー
ちょうどいい お前と話したい件が
リュステムをテケ軍政官に任命したとか
急がずともよい 今は身近に置く
ーなんでースレイマン!わざとイブラヒムに嫌がらせをしてるの?
ミフリマーフとフィルーゼの対立!
私の罪はなんです?陛下を愛したこと?愛を守ろうとしたこと?
恋心をご存知のはず
お黙り!誰かに話したらお前は破滅よ
オスマン帝国外伝〜愛と欲望のハレム〜ああイブラヒム⑭ハティジェvsヒュッレム③
遠征から戻ったイブラヒム
我がハティジェ
二度と会えないと覚悟していた 唯一の恋人に再び会えたー
イブラヒムはなんとか仲を戻したいようですがハティジェは避けます
一人にしてー
しかし一人になるとイブラヒムのことを想って悩みます
一方スレイマンを出迎える妃たち
皇女様は?
お屋敷です 大宰相殿もお戻りなので
誇り高く夫君の元へ?
お前はもだえるがいい 陛下はごひいきの娘を召される
連れてきたの?
宮殿にいた
子供たち!!みんな大きくなってます!!
ミフリマーフもメフメトもすっかり大人に♪
ミフリマーフのお付きであるフィルーゼに?『ただいま』
というスレイマン
ムスタファの子もファトマのお腹の中で大きくなってます
陛下!私の命たる陛下のご帰還
やっとお戻りね これ以上の喜びと幸せはないわ
ーあーあ、またやってるよ
って顔のマヒデブラン笑
マヒデブランも負けずにムスタファの子供のことを報告します
フィルーゼに釘を刺すニギャール
アフィフェはスレイマンのもとへ
いくつか不快な事件が起きました…手紙書いたのに…
ハティジェ皇女様が直接お伝えしたいそうです
…フィルーゼですが
ご所望でしたら今宵の準備をさせます
ヒュッレムとフィルーゼ どちらも帰還後すぐの夜伽の準備にウキウキです
フィルーゼのもとにニギャールが
麗しいこと 誰のためのおめかし?
誰にも言わない 実は前から知ってた
私は何も恐れない 好きに言えばいい
ヒュッレム妃にバレたらお前は終わる
私は運命に従う すべて受け入れるつもり←っていつも言うけど殺されちゃったら何にもならないよね?
久しぶりに陛下の御心に忍び込んだ女人 未来は明るいわ
ただヒュッレム妃さえいなければね
軍配はヒュッレムに!
アフィフェが告げにきたときのヒュッレムの嬉しそうな顔!
一方フィルーゼはがっかり…
仕方ないよ 正妃だから
そういう秩序をスレイマンは守るからね
長い不在をなじるヒュッレム
でも今は私のそばにいる
恋しかったか?
ここでーなんとヒュッレムはスレイマンがフィルーゼに書いた手紙の中身をよみあげます
あの女にそう言ったわね
でもそれは夢よ だまされないで!
あなたの真実は私 真実は私なのよ
ー多分またスレイマンの心は離れましたねー
イブラヒムはハティジェに触れようとしますが拒絶されてるためそれもできず じっとそばにいるだけー
お召しの翌朝
ヒュッレムはとても綺麗なトルコ石?が彫金されているのを見つけます
いいわ 待つわー自分のためのものだと疑わないヒュッレム
ーマヒデブランの時(やられた方)もイザベラの時(やる方)もスレイマンはわかりやすい笑
ここぞとばかりメフメトの入隊式の話を進めるヒュッレム
『兄上が去る前に』とーと情に訴えます
成功!笑
ハティジェがヒュッレムを告発します!スレイマンの帰還を待っていました
そこへハティジェが
お話があります
残って お前と関係することだから
ニギャールの件です
出産を待って処罰するはずだったのに死産後逃走
しかも今はこの後宮にいる
なぜだ?
ヒュッレムに聞いて
後宮に戻した張本人だから
ヒュッレム?!
死んだと聞いた女が助けを求めてきた
だから受け入れた 仕方なかったのよ←嘘です 自分から手を差し伸べました
目の届くところに置けば醜聞が広まらないでしょ 後宮の威信のためにね
広める気だったくせに!
ヒュッレムは例の件を公にすると脅したの!
絶対にしてない←なんでこうシャーシャーと『絶対』とか言えるのかしら!裁判にかけるとか言ってたくせに 恐ろしいです
ムスタファもいた!
お望みなら彼に聞いて
陛下のご判断を待てと言っただけ←嘘です 公にされたくなければどちらか選べと脅しました
もういい!! 2人とも黙れ!!
ヒュッレム!言い訳は通用せぬぞ あの女を後宮に戻すとは!
ーあろうことかまたもやヒュッレム 口ごたえを!!
大宰相は無罪なんでしょ!今も人生を謳歌している
ニギャールだって許されるべきよ!
ー以前も説明したはず!
これはハティジェとイブラヒムの問題だ
私さえ立ち入らぬのにお前ごときが!!
直ちにやめろ!お前たちの無意味で果てしないケンカや騒動には心底ウンザリだ!!後宮は平穏であれ
ーえー!これで終わり?もっと処罰してよスレイマン!!こんなんで終わるからヒュッレムがまたつけ上がる!!
ハティジェにも二度と争いに巻き込まれるなーと言うだけ
不満げなハティジェ
ーそりゃそうです 今度こそヒュッレムを処罰してくれると思ってたのですから 皇族を脅したんですよ?!
遠征後 はじめてのイブラヒムとニギャール
あの女(ヒュッレム)を信じるのか?なぜ舞い戻った?
失うものが?皇女様は子供を奪いました 私たちの子供を
容赦なく殺した
私は死産だと聞いた
信じると?
私の運命は明らかです 生かしてはもらえない
あなたともお別れ←ってとっくに別れてるんだってば!
後宮に戻ったのは最期に会いたかったから
衛兵を私の元に送ってきましたね
あの時分かった まだ愛されてると←ダイェがいたら怒られてるよ!まだそんなことを!って
私は我が子と(単なる)その母を救おうとしたのだ
過ちの全責任は私にある 代償を払わせれば良心が痛む
ーそれだけだ!いいな 絶対に他の理由を探すな!
ヒュッレムとも会います
大宰相 戻ったのね また会えてうれしいわ
イスケンデルに代わりご挨拶を
本人は戻れませんでした 戦地で裁かれて死刑に
まだわかりませんか?
裁判を受けさせるのは私
女の一言で人生が決まる男にしては大胆な発言だこと
私は誰にも許しや慈悲を請うたりしない
弁明は陛下に対してのみ
私の大胆さは陛下から賜ったものだ あなたと同じ
永遠に寵愛は続かないわよ 代わりはいる
大宰相は他にいない
女は大勢います
その中の1人がお妃様の座を揺るがしていますな
ーすっかりイブラヒム優勢です
最後の足掻きでニギャールのことを言い放つヒュッレム
今 皇女様は陛下に処刑の許可を求めてるわ!権力があるなら止めたら!
しかしニギャールは処刑されはしませんでした
皇女様がお前の処遇をお決めになられた
分かりました もはやここまで 早く苦しみを終わらせて
命をお救いくださる だがお前を後宮に置いては置けないとのこと お前を結婚させる!
まさかうれしくないの?
軍政官や宰相しか相手にしないのよーとからかわれるニギャール
例の女は近くにいる
マヒデブランは宮殿にいたと 実際は陛下のご帰還後連れてきたはず
黄金の道を通った者は誰だろうと知らせて!
そこへニギャールが
誰かに嫁がせると
よかったじゃないの
命が助かったのにまだ神に何か頼むの?とスンビュル
死ぬほうがマシ!!
皇女様の嫌がらせです 私を苦しめたいだけ
お前の賢さは大宰相を見たら消えた?
誰に嫁ごうが 私が離婚させてあげる♪
そのあと自由に飛んでいけばいい
たとえば大宰相の心の中とかにね
やっとニッコリするニギャール
ニヤニヤするスンビュル笑
ムスタファはハティジェのことを心配してイブラヒムに頼みます
心配要らぬ 二度と悲しませない
ー父親になるとか
時が来たのだな 私もうれしい
皇統がどう続くのか知らしめよ←マヒデブランと同じことを
なかなかお召しのないフィルーゼ
陛下のお召しはまだ?
思い出させなさい
ご心配なく
ー私は忘れがたい女ですのでー
リュステムを褒めるイブラヒム
陛下はお前に満足されている
いずれ重要な役職を与えよう
私は職務を果たしたまで 陛下にお仕えするのが私の幸せ
ーリュステムはスレイマンにの側から離れたくないようです 野心のためですね
入隊式の準備を進めるヒュッレム
皇太子の姿を見せつけるの!
私は皇太子ではない とメフメト
もう子供じゃない 入隊式は玉座への第一歩
年長者ではなく強く賢い者が玉座につくのよ
ムスタファが兄でも関係ない
時が来たらお前が世界を支配するの
こちらの母親はー
お前がいれば私には天国よ
入隊式のこと ヒュッレムは故意に時期を早めた
お前が弟たちを愛し尊重することは私に喜びをもたらすけど同時に不安になるの
メフメトは儀式後 正式に競争相手になる
ヒュッレムはあらゆることを皇子に吹き込んで お前に敵対させるわ
今の母上のように?
どちらの母親も息子を玉座につけようと必死です
なかなかお召しのないフィルーゼ
やっとスレイマンと見つめ合うことができました♪
入隊式にはみなが揃いました
普通にお祝いを言うギュルフェム
ハティジェも来てくれました
皇女様にも来ていただけて光栄です
お前じゃなく皇子のために来た
あの子はお前ではなく我が一族に属する者よ!
マヒデブランも来てくれました
私に見せ付けたくて頑張ったのよね 見逃せない
いよいよ儀式が始まりー
以前より人が多いしずっと壮麗だわね♪と盛り上がるヒュッレム
バカバカしい 何もかも同じ!とマヒデブラン
いちいちイラつくヒュッレム 自分がまいた種ですね
イブラヒムとのことを聞かれるハティジェ
話す必要もない 口も聞いていない
いけません 大宰相殿には償ってもらわなければ
あの人を見るたび裏切りを思い出す
マニサに行く前の兄弟のお手合わせ
ムスタファが思わず頭突きをしてしまいメフメトが倒れます
するとすごい目で睨むスレイマン
イブラヒムは触れさせてくれないハティジェにとうとう疑問を
いつまで続けるのか?
何日も黙ったままで顔も見てくれない
私への罰か?
なら なぜ離縁を撤回した?
マニサに行くマヒデブランとムスタファをもてなすため皆を招いたイブラヒムとハティジェ
私も招待するべきなのに!
陛下もご臨席とか
陛下のおそばには私がいなきゃ
ー頭痛が フィルーゼを呼んできて
実はその頃!!
やっとのお召しが!!
スレイマン!!
愛の詩を詠むスレイマン
ーヒュッレムは真っ赤な衣装 フィルーゼは真っ白な衣装
対比がおもしろいです♪
ヒュッレムにスレイマンが食事会に行っていないのがバレました
どういうこと?陛下もお出かけだと
陛下はご寝所から出ておられないようです
ならおそばへ
それは不都合があると 女人とお取り込み中…
居ても立ってもいられずご寝所に向かうヒュッレム
するとご寝所からは笑い声が
自分が初めてスレイマンとご寝所で笑い合ったことを思い出し呆然とするヒュッレム
フィルーゼがいないがミフリマーフと一緒だろうと告げるニギャール
それどころではないヒュッレム←いつものヒュッレムだったら怪しんだはずです
1人にしてー
ハティジェの言った『もう若くないー』との言葉を思い出し泣き崩れるヒュッレム
マヒデブランとムスタファ いよいよマニサへ
感慨深げなマヒデブラン
何よ からかいにきたの?
お別れの挨拶に 皇子に同伴することが仕事だもの
初めから行っていればね
いつか戻ってくる!それまで生き長らえなさい
言いたいことを取っておく
今言わないとそんな日は来ない
その傲慢さで自滅する 傲慢すぎて己が見えてない
見送りに来たのに恨み辛みは消えない
仕方ないわね 理由はたくさんある すべて過去の話
マヒデブランに前途あれー
ー邪魔しないところに行くなら優しくなれるようです笑
リュステムはすっかりヒュッレムの右腕となりました
大宰相殿は私の働きを褒め褒美を取らせると仰せでした
何か任務を与えて遠ざける腹かと
陛下と近しいのが気に障るのでしょう
お前は失えない
イスケンデルの死で大勢の人材を失った
ーヒュッレムが教団の黒幕である尊師ことイスケンデルと繋がっていることがわかったら葬れたのにー
イスケンデル殿の処刑で陛下は良心を痛めておられます
処刑をご覧にならず大宰相殿について独り言を
呪っておられました イスケンデル殿と同じ末路をと
そう 朗報だわ
悪巧みはしてますが 例の女のせいで不眠気味のヒュッレム
殿下のための側女の選定ですが 見目麗しく賢い娘を数人選抜しました
決めた娘がいる
あんたにとって一大事が起こったわ メフメト殿下のご寝所に参上するの
ーなんと!フィルーゼがメフメトの側女に選ばれてしまいました
いよいよヒュッレムに正体がバレるフィルーゼ
夜伽をお命じに?
私がお前を選んだ 誰も信用ならない
お前は特別 信用できる
美しくて賢いわ
何より私に忠実だもの♪
殿下のおそばには参れません
無理です 許されません
私がー
陛下の側女です
お探しの女はー
私です
ごひいきの娘はー
私です
お前だったのね
私がお前を連れてきた 手足を縛られ痛ましかった
感謝してます
でも誰が予測したでしょう これは運命のあや
運命だと言うわけ?
裏切りは運命?
フィルーゼを平手打ちするヒュッレム
お前は陰湿な蛇だった よくしてやったのに黙ってた
正直 頭をよぎったわ でも ただの勘だった
息子の所へ送って疑念を払いたかった
最初に告白していればー恥じ入ることもありませんでした
恥を知るのは誇り高き者だけ 媚びる女ではない
黙っているしかなく
今は告白するしかない?!
許しを請う?慈悲を?
お許しは請いません どうにでもしてください
お妃様には逆らえません
私にあるのは 陛下に捧げる愛だけ
お前の愛など誰が構う?
何年も陰に隠れていた卑劣な臆病者だ!殺してやる!!
そこへジハンギルが
さらにアフィフェが
裏切者を連れておいき!好きな所へ隠せ
お前や全世界が反対してもムダ!私が勝った暁には死よりひどい目に遭わせる!
正気の沙汰かい?
大胆不敵にもお妃様の御前へ 知らせてくれればなんとかできた
アフィフェ様 これでいいのです いずれ分かること
一方スンビュル
なんてこと!意表を突かれました
ご命令は?どうしましょう
イブラヒム どうした?
悲痛な様子 悩みがあれば申せ←いつもイブラヒムの様子に気を遣ってくれるスレイマン
ハティジェか?
私のせいで皇女様が悲しみの淵に
苦しみの源はお前だ
ならばー
治療薬もお前だ
ハティジェに笑顔が戻ると信じている
私の唯一の願いです
一瞬で元に戻ると思うな 一度失った信頼を取り戻すのは難しい←違うことについて言ってる?
信念を失うな すべて己のものにしろ
この世ではすべてを受け入れなければ凶事は続く 一歩も前進できぬ
家族のことに専念し休息を取れ
そこへ亡霊のようになったヒュッレムがー
ふらふら現れ スレイマンの目の前で倒れます
ー狙ってる?
フィルーゼ側もヒュッレム側も右往左往
守りきれません!ある朝ナディアのように大部屋に吊るされるかも
必ず阻止する!
フィルーゼの正体は小悪魔ね 気に食わない女だった
ヨイショしてたくせに
知ってたわ 後宮に秘密はないってまだ分からない?
皆 すべてを知ってていずれ暴露される
お妃様にご報告は?
したわ
と言っても とても意地悪なやり方をしたニギャール
側女の選定にかこつけてわざとフィルーゼをヒュッレムに勧めたのです
どういうつもりでそんなことを?!
真実を公にしたかった
なら面と向かってフィルーゼだと言えばいい
報告を怠ったことは?
口実は作れる 悪巧みは得意なくせに
お妃様も疑ってたのよ あの娘は自分を不安にさせる何かがあると
あんたの狙いはなに?
ヒュッレム妃に知られたら地獄を見ることになるよ
私は嫁がされる でもタダでは去らない
何も怖くない皆が私に怯えるがいい
ーいっちゃってるニギャール
やっとフィルーゼ隠しがスレイマンにバレました
後宮の秩序を保てと命じたはず
理由が何であれ 醜悪な計略に加担するな
折を見てご説明するつもりでした
それが今夜お妃様に知られてしまいご存知の事態に
私は任務を果たしているだけです
フィルーゼは陛下の側女 危険にさらすわけにはー
それが問題だ!危険があるのが論外!!
ーって今までのヒュッレムの行状ホントに知らないのかな?ヒュッレムがいる限り危険満載!!
誰であれ 我が妃だろうがそなたの邪魔はできぬ←できちゃいますねー笑
手に負えぬときは私のところに来い!
ーとか言っても行ったら行ったで責任問われるだろうし証拠がなきゃ何にもしてくれないだろうし…理不尽だよスレイマン…
離縁されないのでまだ希望があると思っているイブラヒム
なんとか元に戻すべく団欒の時間に家族旅行を持ちかけるイブラヒム
子供たちは大喜び
しかしハティジェは相手にしません
ハティジェ 全部忘れて抱きしめてくれとは言わん
怒鳴っても罵倒してもいい
でも何か言って欲しい 口を閉ざすな
話すことはない 何を言えというの?
なぜ離縁を撤回した? せめてこの答えをー
知りたいなら言うわ
ヒュッレムよ!あの女の思う壷は避けたかっただけ
許してないし 絶対に許すことはない!!
理由を知って呆然とするイブラヒム
そこへー
ギュルフェムが
お邪魔でしたね
大宰相が出て行くからーえっ?まだ話してるのにって顔のイブラヒム
お許しを 間が悪くて
逆よ いい時に来たわ
彼の前だと弱い女になる 屈しそう
スレイマンの命令でフィルーゼの待遇を慣習通りに
皆もよくお聞き!フィルーゼは陛下のご寵愛を賜り 慣習通り個室に移ることになった
おめでとう♪←フィルーゼはみんなに優しくしていたので祝われます
そこへヒュッレム
この顔は精一杯の強がりでしょうか?!
フィルーゼのことがバレたと聞きハティジェはヒュッレムの元へ
ニギャールに大宰相との情話を聞いていましたわ
ーえっ?そんなことはなしてない!って顔のニギャール笑
フィルーゼにも聞けばいいのに きっと語ってくれるわーハティジェ負けてません
私に言ったわよね
女は勘がいいのに 何年も気づかないなんてお気の毒 熟睡してました?
ー悔しがるヒュッレム
ご自分と一緒にしないで!私は世界皇帝の女よ!
一瞬でも寝てたら 今 生きてないわ
それに今回は不義密通じゃないーこちらも負けてないヒュッレム
子も宿してないしー痛いところを突くヒュッレム
それが慰めになるの?
認めたら?お前の負け!
卑劣な勝利ね 私に対して結託して女まで用意するとは
あんな女 他の側女と同じよ!
陛下と何回同衾しようと真実は変わらない
真実は私なの 私の愛だけ!
人のせいにしないでね
私たちは兄上にあの娘を見せただけ それだけよ
ーある夜宴が催されたでしょ
兄上はそこでお見初めになったの フィルーゼに紫の手巾を
手紙のことも忘れないで あれこそ愛の証明だわ
今や個室まで与えられた 高価な贈り物もたくさんね
ーなんとか反撃に出るヒュッレム
ご自分の夫を調べたら?
認めなさい
愛なんて終わったの←自分にも言ってる?
兄上を求めてもがくほど沈み お前は泥沼にいる
フィルーゼを葬る?
殺せるかも
それでもお前の負けよ なぜかわかる?
だって兄上の心はお前から離れ他の女を愛してるのだもの
ニッコリ♪
ーハティジェの勝ちですね
スレイマンとイブラヒムの関係は?
スレイマンとメフメト かつてのムスタファとのように微笑ましい親子です
兄上が言っていました
新世界に大艦隊で漕ぎ出したいと
お前は?
同感ですが今ではありません
まず西方に進軍すべきです 要地ですから
ウィーンを落とせば我々は無敵になります
しっかりとしているメフメトだけどムスタファを落としてない?
リュステムが様子を見てスレイマンに進言を
陛下にお仕えできるのは我が最大の名誉
ですが現状では継続は困難かと
なぜだ 現状とは?
イスケンデル派は排除の兆し 私もあの方に育てられ恩義を感じるものゆえ いずれ解任かと
誰の決定だ?
大宰相殿です 帝国のための粛清とのこと
そこへイブラヒムが
イスケンデル派の解任が相次いでると聞いた
彼らはイスケンデルの件で私を非難し 帝国内の不満の種に
粛清は解決にならぬ 愛と忠誠を得る方法もあるのに
なぜ争う道を選ぶ?
ー教団問題の時に同じようにスレイマンとイブラヒムは違う方法で接しイブラヒムにわだかまりができました
なぜ?とスレイマンは言いますがこれは生まれの違いでしょう 改宗者のイブラヒムには愛と忠誠の道はないと思われます
私は信頼できる者たちと働きたく存じます
帝国の大宰相を侮辱し陰口を叩く者は不要です
私を嫌っても決断を批判しても構いませんが 職位への不敬は断じて許せません
私は陛下の絶対的代理人 綱紀粛正は必要かと
確かにそうだ 不満を言う者には必要な処置を取れ
だがイスケンデルを解任理由にするのは認めぬぞ
ースレイマンは本当に納得してくれたのでしょうか?
フィルーゼにもう一つの試練が
いいかい よくお聞き
ごひいきとして個室をいただいた意味は大きい
だが何より重要なのは後宮で生き残ることだよ
御子を授かるんだ
特に皇子を産めばお前の立場は盤石だよ 世界があがめる妃になる 後宮を支配する日が来るかも
この言葉を片時も忘れるな
フィルーゼは隠れ蓑としてミフリマーフのお付きでした
何も知らないミフリマーフはフィルーゼを呼びます
どこにいたの?タシュルジャルの手帳♪
ーすっかりフィルーゼを信じ切ってるミフリマーフは恋愛話を
皇女様に申し上げなければならないことがー
ずっとお話ししたくてー
なんとか話そうとするフィルーゼ
しかし!そこへヒュッレムが!
お前は何をしてる!二度と顔を見せるな!私の子に近づくんじゃない!!
彼女はいい人よ 失態くらいでー
いい人じゃない!!
あいつは蛇よ!
陛下のごひいきはフィルーゼだったの!
ハティジェはニギャールを引き込もうとします
お前など旧宮殿に送り結婚まで幽閉してもいい
でもヒュッレムのそばにいなさい
あの女の一挙一動を報告するのよ!
ーなんでみんなこう命令したら言うことを聞くと思ってるんだろう?いつもこう言われた方は裏切る笑
小さい頃からおそばに仕えていたミフリマーフに意に沿わない形でバレてしまったフィルーゼは部屋で泣いています
そこへスレイマンが
スレイマン!
なぜ泣いている
あなたが恋しい 愛があれば何も要らない
ひとりにしないで
もう泣くな 私はここだ そばにいる
その鹿の目に私は夢中なのだ
あなたなしでは暗闇で何も見えないの
今後は常にお前のそばにいる
ーホントにいてよ!!ヒュッレムから守ってあげて!!
なんとかハティジェと寄りを戻そうとするイブラヒム
スレイマンの名を騙りハティジェを呼び出します
その場所はかつて愛の言葉をささやいた所でした
何年も前 ここで初めて想いを交わした
覚えてるか?
忘れっこないわ
私はすべて覚えてるの いいことも悪いことも 忘れられない
昔詠んだ詩を再び耳元でささやくイブラヒム
ペルシャで見つけた指輪だ
伝説によればこの石は深く愛し合いながらも離れ離れの恋人同士の涙で出来てるそうだ
これを身につけた者は彼らの鼓動を感じるらしい
二人の心が嘆きと悲しみの雨からあらゆる恋人たちを守る
と言って指輪をハティジェにはめようとするイブラヒム
しかし
それはハティジェによって拒まれてしまうのでしたー
私は愛の涙で溺れてしまった
どんな心も私を守ってくれないわー
去っていくハティジェ
ヒュッレムはリュステムと組んでなにか企んでます
私のために力を貸して!
ただ危険な仕事よー
ちょうどそこへイブラヒムが
フィルーゼはミフリマーフになんとか思いをわかってもらいたいのですがー
手紙を出したけどミフリマーフの怒りは収まらないようです
今も腹立たしい むしろ失望してる
皇女様は何でも話してくださったのに…←タシュルジャルとの恋話とかね
何よりも母上を傷つけた ズタズタに
あんな母上は初めて
寵愛を賜るのはいい
父上は世界皇帝で後宮のあるじだもの
側女の1人としてなにをしても構わない
でもお前は私たちの懐に入り欺いた
母上に名乗り出ず怖れて隠れた
その失態だけで十分 二度とそばに来ないで 顔も見たくない!!
ーってバレたらすぐに処分されてたんだよ?隠れてたのはハティジェ達の策略だしミフリマーフのお付きにしたのもハティジェ達
ミフリマーフはヒュッレムが今までどんなことをしてきたのか知らないようですー
すっかりスレイマンの愛を失ったヒュッレム 今まであまりにも過信してひどい態度だったしね
一緒に部屋にいてもスレイマンは彫金ばかり
ヒュッレムに話しかけるどころか顔も見ません
私と話すのも嫌なのね
1つだけ聞くわ
あの女を愛してるの?フィルーゼを?
答えずにまた彫金にのめり込むスレイマン
ヒュッレムはテラスに出て一人泣き崩れるのでした
フィルーゼに初めて会うイブラヒム
値踏みするようないやらしい目です笑
ほう、ほう みたいな
今ある命は ハティジェ皇女様とアフィフェのおかげだ
守ってくださった
ーハティジェはヒュッレムを追い落とすためだけどね アフィフェもそれに加担してるだけだし
でも確かにヒュッレムの魔の手から守られて今こうしている
だが危険は去っておらぬ
お前の敵は手強い
些細な失敗が命取りになる もう安全だと気を抜いた瞬間敵の手に落ちる
今後は必ず言いつけ通りにしろ
ーと言ってキラズに今まで以上の警護を命じるのでした
髪1本でも傷つけたら全員斬首する!
ー久々のヒュッレムへの武器ですからイブラヒムも真剣です
イブラヒムの部屋から出た隣はスレイマンのご寝所です
陛下にお会いしたい♪とフィルーゼ
規則がある
お取次を 大丈夫だからーすっかりフィルーゼもスレイマンを虜にしたとちょっとつけあがり始めてます
絶対に無理!今日は木曜日だからー聖なる木曜日ですねーヒュッレム妃がおいでになる
一方 揺れ動いているハティジェ
イブラヒムが遅ければ遅いでウロウロ
会えば顔も見ず話しかけもしないのに…
酒場にいるマトラークチュに会いにいくイブラヒム
まったく怒りは収まらない それに忘れてもくれない
諦めるな
ーそう簡単に許してくれるわけないじゃない 遠征で長らく離れてるうちに忘れてくれるとでも?
忘れようとするとヒュッレムがイヤミを言ったり侮辱したりニギャールを連れてきたり やっぱりヒュッレムひどいわ
リュステムから目を離すな
陛下に私への不満を訴えた イスケンデル派を排除していると
それにヒュッレム妃と話しているのも見た
かわいいかわいいジハンギル
フィルーゼを探してヒュッレムを困らせます
兄弟達もジハンギルを心配します
その一方でリュステムにフィルーゼのことを頼むヒュッレム
ーこの切り替えが怖いです
職務上 ご寝所に出入りできるわね
ある女がいる 名前はフィルーゼ
その者に贈り物をしたい
ーと言ってなにか小瓶を渡しました
新たな登場人物がーエブッスード?!
チョビン宰相がー
大宰相殿がお命じになった任命及び解任の抄録です
ー奏上すべきことがございます
厳しく専断的な判定に商人たちが苦しんでおり宮殿に押しかける始末で
訴えは深刻です
法官殿です
イスタンブールの法官 エブッスード師です
イブラヒムにもエブッスードのことが伝えられます
法官について調べろ
やっぱり頑なハティジェ
ギュルフェムが訪ねてきてます
昨夜は帰宅しなかった 私は朝まで眠れず
目覚めたらこれが枕元に
ー一度は拒んだ指輪です
分かってる!
けど 水に流して身を委ねろと?
嫌よ!そんなに簡単じゃない 決して許さない
うだうだしてるハティジェにギュルフェム
お気の済むまで!
大宰相殿は他の女に慰めを求めましょう
なにを言うの?
お分かりのはず
ご自分で夫君の浮気を招かないでー
出て行け!
言いたいこと言った!とすっきりした顔で退出するギュルフェム